2007/08/08

8/8 3歳の甥と話す

最近の甥(せんちゃん)の口癖は

「せんちゃん、もう三歳。」

とにかく三歳になったのが誇らしいのか、誰かから「もう三歳なんだねぇ」と
言われたのか、目を見て、この言葉を言って来ます。

それで、私が対抗して、

「はんちゃん、もう三十一歳。」

といったら、「さんじゅういっさい?・・・」と、せんちゃん、しばしフリーズ。

そんなに衝撃だったのかと思って、

「三十一歳に見えない?」

と聞いたら

元気よく、

「見える!」

と言われた。


これを聞いて、私、絶句したのでした。

今は、きっと甥は「見える、見えない」の言葉の意味がまだ分かってないんだな、と思っている。

2007/08/07

8/5 マサイ族の靴



MBT(マサイ・ベアフット・テクノロジー)の靴を買いました。



ソールの部分をわざとフワフワにして、不安定にさせることにより、普段使わない筋肉を鍛える。


舗道を歩いても、砂浜を歩くような感覚を得られる。



マサイ族は長い距離をはだしで歩いているが、腰痛とは無縁、という点に開発者が


着目したことから、この靴が生まれたそうです。



マサイ族は裸足だから、MBTはマサイ族の履いている靴、という意味ではないんですよね。


MBTの効果は、


筋肉の活性化、姿勢と歩行の改善、シェイプアップ効果、関節の保護、足腰の障害予防、ひざや腰に


与える負荷の軽減、などなど。





これを履いて歩くことで、姿勢が良くなって、身体の後ろ側の筋肉が鍛えられて、腰痛がなくなる、と。





履き心地はとっても良いデス。





「他の靴を履きたくなくなる」という感想も、よく分かります。





買ってから、毎日履いてます。早くシェイプアップ効果が出ると良いのですが・・・。




ちなみに、この靴を扱っているお店は西宮の登山グッズを売る小さなお店だったのですが、そのお店がある辺りはまさに私が学生時代に住んでいたアパートのある辺り。

靴を買った後、昔住んでいたアパートを探してみましたら、予想以上に区画整理などがダイナミックに行われていて、あるはずの道路はなくなり、なかった公園が出来ていたり、危うく迷って見つけられなさそうでした。

よくテレビで芸能人がデビュー前に貧乏暮らししていたときの下宿をたずねるとか、そんな感じで、
私も「いやー全然変わってないですねー」とか言ってみたかったんだけど、そんなコメントは言えないぐらい、アパートの付近は激しく変わっていました。
アパート自体も、あれから塗装しなおしたらしく全体がとても白っぽくなってました。

2007/07/21

7/21 3歳の甥と遊ぶ

日本に帰ってきて、何が楽しいって甥と遊ぶことです。去年の今頃に比べたら、だいぶ話せるようになってて叔母としては嬉しい限り。


●これ何?っていろいろ聞いてきます。
逆に私が甥に、これ何?って聞くと 知ってるときは答えてくれるけど
甥が知らない場合は
「教えられない」
と言います。
まだ「知らない」「分からない」という言葉は知らないようです。


●自動詞、他動詞の違い
電車が大好きな甥っ子は 「ドアが開きまーす」とか「閉まりまーす」と言って遊ぶと楽しそう。
遊んでると、まだ自動詞と他動詞の違いがはっきりしてないということがよく分かります。
「ドア、閉めてもいい?」となるはずが、「ドア、閉まってもいい?」と言ったりしてる。
「くち、あけて」のはずが、「くち、あいて」と。
自動詞、他動詞の使い方、日本人もこうやって小さいときは間違えるんだーとしみじみ思いました。


●経験を話す「ーしたことがある」はまだ言いなれてないようで

私「○○に行ったことある?」「食べたことある?」
甥「行ったトコない」「たべたトコない」と、「こと」が「とこ」になってしまいます。

そして、この「~したことある?」が経験を聞いている言葉だということが、いまいち分かってないのか、
覚えてないのか、行ったことがある場所でも「行ったとこない」と答えたりします。


●「もう」と「まだ」の使い方

「まだ食べる?」の質問に「まだ食べない」、「もう食べた?」の質問に「もう食べる」と答えたりします。
こんな風に間違えるんだー、と。


●「はんちゃん」

どういうわけか、私のことを「はんちゃん」と呼んでます。

2007/07/20

7/20 ビューティ強化

日本に帰ってきてから、恐ろしい勢いで時間が過ぎているー。

毎日何してるの? とも聞かれます。 実家にいて、それなりに家族の行事のようなものに参加していると、割といろいろやることはあります。

少しずつ日本の生活、リハビリ中。 

とにかく時間はあるので、今までさぼっていたビューティ方面に力入れてます。



まずは「まつげのエクステンション」をやってみました。

どんなにマスカラを付けても、もともとのまつげが短すぎて意味がない、という壁にぶつかり、
エクステのことをネットで調べて、すぐ試してみました。

私がやってみたのは、「付けまつげ」タイプ。
ロングラスティングタイプだと、まつげに結び付けるみたいだけど、とりあえず、初心者なので、「トライアルコース」を選んだら、「ずっとつけていられる付けまつげ」だった。
これは1ヶ月半ぐらい持続するらしい。

感想は、、、とっても満足♪
マスカラだといつのまにかパンダ目になってるけど、このエクステなら、パンダ目の心配はまったくないし、ビューラーをする必要もない。

但し、注意事項がある。

1)うつぶせ寝をしないこと → まつげに寝癖がつく。
2)オイルクレンジング禁止 → おそらく、エクステを貼り付けている糊が取れる。

左右の目に同じようにエクステをつけてもらったけど、視力の違いのせいか、もともとの目の形のせいか、左右の目の開き方が違うのか、どうも左右対称ではないのだけど、ま、そんなに大きな問題ではないです。

今まで顔を横から見ても、まったくまつげの存在が分からなかったけど、今は横から見ると、マスカラをつけているとき以上にまつげの存在がはっきり分かって、それがとっても良いです。
これが半永久的なら嬉しいのに・・・。



次。「スチーマー」。

メイクを落とす前や、お風呂に入る前に顔にスチーマーをあてています。

テレビで、これを使うとメイク落としが楽で、しかもその後化粧水などがしっかり浸透する、と紹介されていたので、私もやってみたい!と、言ったら、実家って何でもあるんですね(?)、母が「うちにもあるよ」と。

それは韓国の人からもらったとかいう、「よもぎ蒸し」のスチーマーです。韓国製なので、使う前に変圧器を用意したり、よもぎをセットしたり、終わった後もスチーマーを洗ったり、といろいろ手間はかかりますが、効果はなんとなくあるような気がします。次の日、岩盤浴に行った翌日の朝のようにお化粧のりが良くなります。
しかし、まつげのエクステは熱に弱いらしいから、ほんとはエクステをした顔にスチーマーを使うのは
良くないかもしれない。。



他には、ビタミン剤を飲んだり、美白美容液を背中に塗ってもらったり(今まで一人暮らしだったから、できなかった)、柔軟体操したり、地味にビューティ強化しています。



が! 中国で実は相当太ってしまったので、まつげエクステとかスチーマーの効果うんぬんの前に
「太った?」とか、「やっぱり中華、おいしかったんでしょう?」とか久々に会った友達に言われて
複雑な心境です(笑)



私もビリーズブートキャンプ、入隊しようかな?

2007/07/03

6/26 10ヶ月ぶりのニッポン

帰ってきましたよ。

上海でお世話になった方々。日本から応援してくださった方々。
ほんとうにどうもありがとうございました。


今まで10ヶ月も日本を離れたことがなかったので、自分でも

どんな「リエントリーショック」があるのかしら、と内心ワクワクしていたのだけど、

やっぱり上海→関空、約2時間のフライト、と中国国内旅行より近いこの距離のせいか、

すんなりいつの間にか関西に戻ってた、という感じ。



日本語教師として働いていたので、日本語には飢えてないと思っていたけど、機内では

座席の前の画面で「バブルへGO!」という映画を流しながら、手元では機内誌を

必死で読み、飛行機から降りる直前まで「ELLEジャポン」だかなんだかの雑誌をこれまた

必死に読んでしまった。しかも全日空(久しぶりの日系航空会社)の機内食を

「うまい、うまい」とパクパク食べて。

2時間しかないから、余計に何もかもしたくなってしまったのかね。



「バブルへGO!」はもちろん最後まで見られなかったけど、軽い気持ちで

見るには面白そうな映画でした。お立ち台ギャルとか、私はバブル世代ではないけど、

あーこんな感じだったんだー、とか、こんな髪型、流行ってた!とかそういうのを

見るだけでも面白いかと。



上海にいる間にすっかり私の中での「日本」と「日本人」が美化されていたので、

絶対中国人でしょう、、、って思っていた人が

イミグレで日本人レーンに並んでいてびっくりしたり、

「あ、日本にもすっぴんで電車に乗る人、いるんだ」   とか

植え込みに捨ててあるペットボトルなどのゴミを見ては、

「あ、日本人もポイ捨てするんだ」   とか

それなりに幻滅しつつ、実家にたどりついた。


また 上海にいたときは、私は、知らず知らずのうちに周りの人の会話を聞いて、

中国語を聞き取る練習をしていたようで、周りの人の会話に無意識に耳を

傾けては(日本語なので、当然)全部内容が分かるため、何だか分かりすぎて

嫌になったり、看板の文字も自然に読もうとする習慣が付いていたので、

「あ、看板の文字が全部読んで分かる!」と当たり前なのに、うれしくなったりした。



日本食もうれしいけど、やっぱり「湯船」につかれる喜び。 

疲れが取れるし、清潔なお湯がたっぷり手に入ること自体がすばらしい。

6/25 上海最後の日は・・

まずは豫園へ。

前から欲しかった絵を老街で購入。


1つ30元。
モディリアーニのようなタッチで、何か物語りが伝わってくるような絵。


その後、足裏マッサージ。

新天地近くのgreen massage。
ここ清潔感があって、しかも中国でありがちな店員さん同士が
おしゃべりに夢中になる、ということがなく、マッサージ師さんはひたすら
無言でまじめにマッサージしてくれるところに大変好感を持ちました。
もっと行っておけば良かった。

漢方足裏マッサージ 1時間88元。


悔いの無いように、、、と考えて、一番に思い浮かんだもの。
これを食べとかなくっちゃ、と。



プリン入りカキ氷!

グリーンマッサージの近くにあるお店で。店名は鹿港小鎮だったかな。29元。

まず、カキ氷に載ってるプリン自体がおいしい!
甘すぎず、カラメルもおいしい。
カキ氷には練乳とカラメルが適量かかっているのも良い。




新天地と豫園の間で。
次に来るときは、何が出来ているのかな。

2007/07/02

6/24 成都→上海

中国人のツアーに参加して、他の参加者とも少しずつ打ち解けてきた5日目。



他の人達はその後、峨眉山、楽山大仏というところへの観光が残っているけど、私は


もともと5日間の旅だった上に、上海からこのツアーに参加してるのは私だけだったので、


成都空港にちゃんと私を送ってくれるのか、心配だったけど、なんとか飛行機の時間に


間に合うように送ってくれて、無事にチェックインできた。

朝8時前にアバ州にあるホテルを出発して、成都空港に着いたのが午後3時半過ぎ。
飛行機は午後5時10分発だったので、十分間に合ったけど、途中交通事故による
渋滞のせいで、お昼過ぎの時点でまだアバ州というところにいたので、内心焦っていた。





搭乗ゲートに着いて、目の前の上島珈琲(台湾系の喫茶店)で、カフェラテを飲んだとき、


「あー、人間の世界に戻ってきた」と感じた。


大げさだけど、普段、何不自由ない便利な都市生活?!をおくっている私にとっては、あの


不便で原始的なサバイバル生活(九賽溝などのホテル生活のこと)はかなりハードだったのです。





成都の空港では、チベット族の土産物屋で売られていたウェスタンハットや、私も買った水晶の数珠をしている、似たようなものを持ってる人がたくさんいて笑った。
みんな、結構 買っちゃったんだね。



四川省といえば、パンダ。(でも私は見られなかったけど)





チベット族のお家の壁には、ヤクという動物をモチーフにした模様がある。

6/23 黄龍

 


九賽溝の近くにある「黄龍」というところへ。



ここは鍾乳石で棚田のようになった地形に流れるきれいな水を鑑賞するところです。



同部屋の母娘と一緒にスイス製のケーブルカーで往復したので、「五彩池」という
メインしか見られませんでしたが、それでも登山で相当疲れたので、十分でした。

標高3000メートル以上のところで、4キロ近く登山するか、ケーブルカーに乗って、降りたところから、1キロぐらい歩くか、二通り観光する方法があります。


ケーブルカーに乗っても1キロぐらい、標高3000メートル地点を歩かなければならないので、
少し高山病になりました。軽く頭痛。


メインの五彩池のすぐ横に青島ビールだかのパラソルが立っていたのが残念でしたが、
景色はやっぱりきれいでした。水は少し少ないように感じました。

チベット族のドライバーさんは、一番いい季節は?の質問に「10月」と即答してました。
10月なら紅葉もしているし、水の量も良さそうです。



九賽溝で一番おいしかったのは、珍珠灘という滝で飲んだ「お水」でしたが、
黄龍で一番おいしかったのは「空気」です。

登山の苦しみはありますが、周りにシャトルバスが走ってない分、排気ガスのない
おいしい空気を思いっきり吸えます!



この日の夜、私はてっきり成都に帰って三ツ星ホテルの一人部屋に泊まれる、と
思っていたのですが、この日も九賽溝と成都の間の村で一泊。

また蘇州の母娘と相部屋だ、と分かったときは、疲れてきて、作り笑顔すら出来ない程
テンションが下がりました・・・。


でも蘇州の母娘はとってもいい人たちで、言葉の通じない外人(私)と一緒に観光だなんて、
ほんと嫌だったと思いますが、嫌な顔ひとつせず、枇杷やらタマリンド、お菓子を分けてくれたり、感じよく接してくれる親切な人達でした。深謝。


逆に、この母娘と一緒だったから、二つ星以下と思われる自分史上最低のホテル、、、っていうか
旅館にも何とか泊まれたのかもしれない。一人だったら、もっと拒絶反応が起こっていたかも。



なんと言っても、ツアー中の食事がまずい上に、シャワーのお湯時間が決まっている以外に、トイレの水は流れない、水はけが悪い、布団が汚れている、窓がきちんと閉まらない、クローゼットの扉が外れる、などなど、かなり過酷でした(笑)。


ツアー中の食事がまずいよ、というのは申し込んだ旅行会社の人からも、何度も聞いていたので、
覚悟していた上に、カップ麺も用意していたものの、お湯が入手できなかったので、意味がなかったです。


持って行ったカップ麺は日系デパートで手に入れた「どん兵衛」や「スパ王」などで、ある意味、日本の味を楽しみにしていただけに、お湯をもらいたくても、お湯をもらうためには、そこで売られているカップ麺を買わなければいけなかったし、ホテルの部屋で蘇州母娘の目前で、一人だけカップ麺を食べるなんて到底できず、結局旅行中は食べられなかったので、かなりがっかりでした。。。

6/22 九賽溝2日目




いよいよ九賽溝へ。


童話のような世界という九賽溝。



1番目の感動といえば、本当に水が綺麗!


写真を撮ると、水面に空が映って、どうしてもきれいに写真は撮れない。

2番目の感動は、観光しやすいように、自然を守りながら、整備されている点。

環境にやさしいと思われる簡易トイレ、歩きやすいウッドデッキ、見所を往復してるシャトルバス、分別ゴミ箱など、この九賽溝という観光地に中国は本気だな、と感じました!

3番目の感動は、中国人の写真に対する情熱(笑)

やっぱり旅行が娯楽の1つになってから歴史が浅いのだなー、と感じるほど、とにかく
絶景ポイントでは激しく場所を争って、見てるこちらが恥ずかしくなるようなモデルっぽいポーズを取って写真を撮ってます。写真を撮った後はすぐ移動するので、はっきり言って「え、景色見てないやん!」と突っ込みたくなります。

番外編としては、中国人のラテン気質を感じました。
チベット民族のショーでは積極的に飛び入り参加する観客が(日本に比べたらもちろん)多くて、しかも張り切ってジョークを飛ばしたり、歌を歌ったりしてたし、シャトルバスではガイドのマイクを奪って?「のど自慢」が始まったり、ツアーのお客さん同士もすぐ仲良くなってたりしました。

とにかく、九賽溝は言ってみれば「きれいな水と山」があるだけの場所ですが、水は不思議な色で
きれいだし、山は日本の山より大きくて、高いから全体が本当にダイナミック。向こうには標高5580メートルの雪宝頂という山も見えて、スケールの大きさ、中国の広さを感じます。

九賽溝の観光する場所はY字型になってますが、私は映画「HERO」が撮影された「箭竹海」や
九賽溝で一番きれいだと思う「五花海」、おいしいお水が飲める「珍珠灘」がある、Y字の右側の方がおすすめです。

2007/07/01

6/21 九賽溝1日目

成都から中国各地から集まった他の旅行者と共に、バスに乗って、九賽溝のある

アバ州というところへ。



私以外の他の旅行参加者は、北京、ハルビン、香港、蘇州、武漢などからで、
総勢26名ぐらい。



朝6時頃からバスに乗って、途中、土産物屋などに寄りながら、九賽溝のホテルに着いたのは、
夕方5時すぎ。

バスの中ではガイドさんが一通り、四川省、九賽溝、チベット族などの紹介をマシンガンのように
紹介したあとは、前方の画面で映画を流したり、音楽を流したりしてました。



このツアーには私一人で参加したので、一人部屋、豪華三ツ星?ホテルに宿泊のはず
でしたが、私の中国語力不足からか?、実際は違っていまして、、、



結果は、
他の中国の方二人と相部屋、二ツ星ホテルに宿泊・・・でした。
なぜだー(笑)

同部屋の蘇州から来た母娘はとっても親切な方たちで、その後ずっと一緒に観光させてもらいました。

1日目のハプニングと言えば、九賽溝のホテルのシャワーのお湯が出る時間(20時から23時)が決まっていたこと。

更に、その晩は、オプショナルだったチベット民族のショーを鑑賞して、ホテルに戻ってきたら、そのお湯が出る時間帯がもう終わっていたこと。

更に、翌朝のお湯が出る時間(5時から7時)に早起きして、シャワーを浴びようと思ったら、お湯が出なかったこと。

といった具合で、約1日半シャワーを浴びられず、「チベット族の郷に入ったら、郷に従う」ことから

九賽溝のツアーは始まった。

※チベット族は年に数回しかお風呂に入らないそうです。


ツアー中の食事。しょっぱかった。





{牛毛}牛 maoniu 「ヤク」という標高の高いところに生息する動物。

6/20 上海→成都

6/20から24まで九賽溝・黄龍への旅に行ってきました!




参加したのは中国人向けツアー4泊5日の豪華双飛の旅(3180元)。


豪華=3つ星ホテル泊、双飛=往復飛行機で移動、という意味です。


日本人向けなら1万元はかかると言われたので、安さにひかれて、中国語もできないのに、安易に中国人ツアーに参加してしまいました。。。



まず上海浦東空港へ。
国内線に乗るのですが、なぜか国内線の虹橋空港ではなく浦東国際空港から
成都へ飛びます。



地下鉄の龍陽路から、空港まで
最高時速431キロという世界で初めて実用化されたリニアモーターカーに
前から乗ってみたかったので、初めて乗りました!





すっごい速くて面白いです。
地面に張り付いてる飛行機、のような乗り心地です。車体がやや揺れます。




乗車券を買うときに浦東空港発の航空券を見せれば、片道50元が40元にディスカウントされる。



乗車時間約8分ですが、40元の価値はあると思うので、ぜひ上海へご旅行の際は
乗ってみてください★





上海から四川省の成都までは飛行機で確か約3時間ぐらいだったと思います。



成都についてから、私の名前を書いて待っててくれた旅行会社のドライバーさんと
すぐに会えて、まぁ一安心。



晩御飯はてっきりツアーで組み込まれていると思っていたら、空港に迎えに来てくれた
ドライバーさんに「春熙路」と紙に書かれて、ここへタクシーで行けば何か食べられるから、、、と
言われ、何かあったら連絡して、と携帯の番号を渡されて、ドライバーさんはとっとと帰ってしまった。



成都でそんな時間があると思ってなかったので、何も調べてなかったし、地図もなかったけど、
とりあえずまだ明るかったので(成都は西の方にあるので、夜8時ぐらいまで外は明るかった)
ちょっと歩いてブラブラしてみたら、すんなり春熙路まで行くことが出来ました。


そこは北京で言うなら王府井、上海で言うなら南京東路。とにかく成都の繁華街です。


イトーヨーカドー、西武、伊勢丹もありました。


その日の夜は仕方が無いので、伊勢丹の中の日本食屋(ラーメン屋)でご飯を食べました。





成都の特記すべき印象は、ずばり


「美人が多い」!





聞くと、中国で一番美人が多いのは「重慶」、二番目は「成都」だそうです。

そういえば、通常若いお姉さんに声をかけるときは「小姐(しゃおちえ)」と呼びますが、

九賽溝のガイドさんや、お店の人は 「小姐」 の代わりに 「美女(めいにゅぅ)」と

言って 呼びかけてました。


確かに、メイクも完璧な成都の美女をたくさん見ました!

6/17 上海国際映画祭

  



日本の映画を中国へ紹介する「上海・日本映画週間」(日中友好映画祭実行委員会など主催)のレセプションパーティ(開幕式)に出席しました。

日中国交正常化35周年を記念する「日中文化・スポーツ交流年」事業のひとつで、
日本映画13作品が6月24日まで上海市内の11の映画館で上映されました。

上映作品は「武士の一分」「眉山」「アンフェア」「大奥」「ブレイブストーリー」など。

たまたま前日に参加した上海日本人教師会で、領事館の人から招待券をいただいたのです。

オープニングセレモニーで「大奥」が上映され、その後立食パーティがあり、
そこに、桃井かおり、山田洋次監督、西島英俊、宮本信子などなどが出席していました。

西島さんは舞台挨拶で上海語で「大家好!」と言ったりしていて、好感が持てましたが
写真を撮ろうとすると、結構避けられて、いじわるな感じがしました・・・。

西島さんのマネージャーらしき男性がぴったり横についていましたが、その人が
これまた超イケメン系でした。西島さんより背も高かったしね。

あとから聞いた話によると、今上海のオーディション番組に出てる小松拓也さんもいたそうで、
知り合いはツーショットで写真を撮ったそうです。桃井かおりともツーショットで撮ったとか。
ツワモノです。

私は、本人に近すぎると、どうも気が引けてしまって うまく撮れませんでした。

2007/06/29

6/15 上海の落書き




働いていた学校の近く(中山北一路)の壁の落書き。

パンダやドラゴンの絵が中国っぽくて 好(はお)!

2007/06/11

6/8 上海博物館

6/8、学校が大学入試のため、突然休校となったので、平日を利用して
上海博物館に行ってきました。

9時開館に合わせて、9時半から約2時間かけて、4階建ての博物館を
真剣に見学しました。
やはり平日は空いていて、よかったです。欧米系の人がたくさん見に来ていました。

特設展として、アメリカの絵画も飾られていて、博物館に来て、美術も
鑑賞できて、お得でした。私が知っている画家では、ジョージア・オキーフ、
ジャン・ミシェル・バソキア、キース・ヘリングなどの絵が一点ずつありました。

どの階も見ごたえがありました。

良かったのは、

1位 石仏がたくさん展示されているところ。<古代彫塑館>
   石に細かい仏様がたくさん彫られていて、昔の人の根気強さに感動。

2位 景徳鎮。あんなに多くの景徳鎮を真剣に見たのは初めてで、やっぱり
   きれいで、美しい!としみじみ感じた。300年ぐらい前にあんなきれいな         
   色の器で食事をしていたなんて、ステキです。

3位 土器。紀元前3000年とか5000年とか、考えられないぐらい古い、
   はるか昔の土器やら鼎を見ました!古いだけでなく、巨大な壷なども。
   そして龍やら鳥など、細かい模様があるのも素晴らしい。 
   土器なだけにドキっとしました(←おやじギャグ)


博物館で思ったのは、私が今使っている食器も、何千年後とかに博物館で
「21世紀初頭、一般庶民が使用していた食器」として紹介されたりして、
次の時代の人に「へぇ、昔の人はこんな食器使ってたんだー。不便そう」とか
思われたりするのかな、なんて思いました。

6/11 終わっていく感じ

今週いっぱいで、この学校で教えるのは最後となりました。
と、いうことは上海で働くのもあと4日! うれぴー♪♪

まだあと3学年の授業が残っているので、気が抜けないけど、今日
二つの学年の最終授業を終えて、思っていた以上に達成感があって、
なんだかうれしいです。

それぞれの学年で最後の授業に、ビクビクしながら
自分の授業に対するアンケートも実施してみたら、もちろん
反省材料も色々あるけど、全体的に「実は私、好かれていたんだな」と
思えるコメントを生徒からもらえて、ほっと一安心です。

授業中、全然私の話聞いてなかったでしょー?って思う生徒からも
「来学期も教えてもらいたいです」なんてコメントがあって、この意外性に
おどろきつつ、やさしい生徒に恵まれて良かったなーと思ってます。

ありがたや、ありがたや。

2007/06/10

6/7-9 大学入試

6/7-9まで大学入試のため、休校となりました。
休校中も学校で授業の準備などしたかったのだけど、この学校も試験会場となるため、高校3年生以外なんぴとたりとも進入を禁ず、という厳戒体制が敷かれていました。
じゃ、外出するか、と思ったら、校門の前にはおびただしい数の親御さんたち。
私がいくら目立たないように門から出ようったって無理で、親御さんたちから「この人、なんで一人だけ出てきたのかしら」という好奇の目で見られました。

聞くところによると、子供の大学入試のとき、親は会社を休んで子供を
学校(試験会場)へ送り、試験中はひたすら門の前で待つ。
待ってる間、他の保護者と今年の試験について話したりします。
午前中の試験が終わったら、たいてい子供と一緒に帰宅。受験生はお昼ごはんを食べたら、少し寝たりして、午後の試験に備える。
で、また午後の試験の間も校門の前でひたすら親は待つ。

子供の立場からしたら、校門で待たれたら余計にプレッシャー感じて緊張しそうですが、親からしたら、子供の大事な試験のときに、仕事なんかしてられっか、って感じらしいです。

校門の前には特にそういう親御さんのための待合椅子なんてのももちろんないので、入れないように張られたロープの後ろで暑い中ひたすら立って、待つしかないのです。

そして試験最終日には家族でおいしいものを食べに行ったりするようで、
最終日だった昨日の夜は近所で花火まで上がっていました。

2007/06/07

6/7 小松拓也さん

日本で小松拓也さんの知名度はどれくらいか分かりませんが、
小松さんとは、最近上海のテレビ局のオーディション番組「加油!好男児!」に出ている日本人です。
もともと台湾に留学していたらしく、中国語はできるみたいです。
上海代表ベスト6に選ばれたとか。

生徒に「小松拓也、かっこいい?」と聞いたら
普段以上に大きな声で「かっこいー!」と返事していたので、
これはかなり人気があるとみました。
特に目がかっこいい、とか。

日本人からすると、ちょっと濃すぎる顔だと思うけど、
このちょっと濃くて、甘い顔が中国人にウケる、と小松さんの
マネージャーさんは直感したそうです。その記事を日本語フリーペーパー
(Whenever)で読んでいたので、この生徒の反応を見て、
あのマネージャーさんはすごいな、と思いました!

小松拓也さんのHP
http://www.miyn.info/takuya/

私、この番組を見たいんですけど、ただいま、寮のテレビが
故障中で見られません。前にも書いたとおり、寮の電化製品が
色々壊れていますので・・・(泣)

先日は、シャワーヘッドがポロっと落っこちて、今は「打たせ湯」状態です。
ま、この方が四方八方に湯が広がるシャワーより、日本人的には気持ちいいんですが、修行僧のようにシャワーを浴びる自分がちょっと嫌ですね。

小松さんはもう30歳ぐらいらしいんですが、なんとか頑張って、このオーディション番組の勝者になって、中国のエンタメで活躍してもらいたいですね。

6/6 『兄弟』


昨日の夜、上海話劇芸術中心へこの「兄弟」という演劇を見に行きました。
前からちょっと気になっていて、もちろん中国語は分からないんだけど、
中国の演劇ってどんなのか見てみたくって、行ってみました。
この「兄弟」は余華というベストセラー作家が書いたもので、去年かなり
売れたらしく、今でも本屋さんで平積みされています。
日本でも翻訳本が今年発売予定だとか。
上下巻に分かれていて、上は文革の頃、下は現代という設定だそうで、
昨日見た演劇は下巻をアレンジしているものらしいです。
とにかく驚いたのは平日なのに超満員。(もともと大きな劇場ではなかったけど)当日券で一番安いのを、なんて思っていたら、一番高いのしか余っていなくて、でもせっかくだから、ということでVIP席で見ました。
中国語の分からない私でも、中盤 感動してちょっとウルウルしたので、
これは中国語の分かる人なら、笑いあり、涙ありのかなり面白い演劇だと思います。
途中、他の観客は大笑いだったし。しかも、変な滑稽な動きをして笑わせる、という下手な笑いではなく、機知に富んだ会話自体を楽しんで笑っているようでした。
原作もすごく面白そう。余華はチャンイーモウ監督の「活きる」の原作者。
よく分からないけど、舞台演出も、思っていた以上に洗練された感じでセンスが良かったです!
正直、もっと安っぽいダサい感じだと思っていたので、芸術的な、遠近法を
使った面白い背景、色合い、構成すべてレベルの高さを感じました。
6/10までですが、上海にいる人みんなに見てもらいたい舞台です☆

2007/06/06

6/6  豫園

昨日タクシーで豫園へ行こうとしたら、最初の2台の運転手さんに
「豫園」の発音が通じなくて、無言で首を横に振られた。
3台目で何とか通じたけど、後で四声を調べたら
yu4yuan2だった。 yu3yuan2だと思って、適当に言っていたことを
反省。やっぱり四声は大事っすね。自分のyuの発音も怪しいけど。

豫園に着いてから、「帰国が近づいてる(から荷物が増えるのは困る)けど、
Tシャツ1枚ぐらい買ってもバチは当たらないだろう」と決め、
中国っぽいTシャツを買った。先方の言い値180元に対して、
私の落札価格15元。ちょっと安く言いすぎかな、と思ったけど
先方が売る気マンマンだったので、15元で買えた。
しかし、「これだから日本○○は嫌いだよ、お金持ってるくせに」
と思われるから、こういう値切りは今後控えようと思う。

それにしても、平日の豫園も大盛況でした。

そういえば、この前タクシーに乗ったら、運転手さんにすぐ
「韓国小姐」と呼ばれた。「韓国のお姉さん、どこに行きますぅ?」
といった具合。でも運転手さんも助手席に乗った私の顔を見て、
あれ、と思ったのか、「えーっとあなたは韓国小姐、それとも日本小姐?」
と聞かれて、「日本です」と答えると、その後、色々質問攻めでした。

どれくらい上海にいるのか、え、働いている、じゃ、お給料は月どれくらい?
日本円の今のレートは?年齢は?え、30代?20代かと思ったよ。

など。

最近は韓国人と間違えられたら、「どうして韓国人だと思ったんですか」とも
聞くようにしています。答えはあまり聞き取れませんが、雰囲気から
察すると、「い、いや何となくね」と言ってるようです。

また、お給料を聞かれたら、基本的に正直に答えますが、必ず
運転手さんのお給料も聞くようにしてます。
ただ、自分のだけを教えるのは悔しいので。

2007/06/03

6/2 日本の歌

授業で、ときどき日本の歌のヒアリング(歌詞の空白埋め)を
しています。

この選曲は、私の音楽のセンスが問われているような
気がして(おおげさ)、しかも10代と30代の年齢のギャップによる反応の
違い、とか予想できないので、いつもドキドキ、ちょっとした楽しみでした。

今まで紹介したのは以下の曲。

■夏川りみ「涙そうそう」
 個人的に沖縄の音楽が好きなので。生徒の反応は普通。

■レミオロメン「粉雪」
 中国来てから「1リットルの涙」を見て、個人的に「粉雪」に
 感動したので。でも生徒の方が「1リットルの涙」をとっくに知っていて、
 「あーこの曲か」という反応。中国では「only human」の方が
 人気あったらしいです。

■ミスチル「しるし」
 ミスチルは中国ではあまり知られていないこともあって、生徒の反応が
 良かった。生徒も気に入って、歌詞を見ながら歌って、
 覚えようとしてる子もいた。

■スピッツ「空も飛べるはず」
 中国の「午後の紅茶」のCMでも流れているので、紹介してみた。
 サビのところで「あ、この曲、知ってる」という反応。

■コブクロ「君という名の翼」
 まあまあ。でもコブクロはすべて日本語の歌詞で、発音もきれいなので、
 ヒアリングしやすそう。

■TOKIO「宙船」
 速いけど、同じ歌詞が何度も出てくるから大丈夫だろう、と思ったけど、
 結果、速すぎて聞き取り放棄する生徒続出。不評。

■福山雅治「桜坂」
 やや古いけど、いい曲だし、中国でもカバーされているから、と思ったけど
 反応はいまいち。10代と30代の違いかと感じた。

■宇多田ヒカル「flavor of life」
 文句なしに生徒の反応が良かった。
■コブクロ「蕾」
 歌詞の「きっと、きっと、きっと」と3回続くところが好きみたいで、好評。
6月はどんな曲を紹介しようかなー。

6/2 生徒おもしろ名言集

●「先生、もし僕たちにテストをするなら、ぼくを今すぐここで殺してください」

(私が「来週テストしますよ」と言った後の発言。なんて物騒な・・・)

●「せんせー!できねーよ!」

(折り紙をしているときの発言。)

●「先生、結婚しましたか」「先生、結婚の約束をしましたか」

(右手の薬指に指輪をしているとき)

●「先生の子供ですか」

(職員室の机の上にある私の甥っ子の写真を見て)

●「チャンスが減ると思います」

(右手の薬指に指輪をしない方がいい理由)

●「先生、彼は黄色です」

(中国語で「黄色」はいやらしい、エッチな、という意味なので、それを
そのまま日本語に訳して「きいろ」と言う)

●「Sは攻める、Mは守るの略です」

(「SM」は何の略かについて。・・・ってどんな授業してんだって?!
違うんです、生徒がいきなりこんな話をしてきて。)

名言ではないけど、先週の金曜、中学一年生の授業で
生徒たちがこそこそ笑い出したので、不思議に思って、
「どうしたの?何で笑っているの」と
聞いても、生徒は「なんでもないです」と言う。
それなのに、また私以外の生徒たちがなんだか笑っていて、しかも
聞こえてくるのは「らおし、てぃんぷーとん」(先生は聞いても分からない)とかで、また生徒たちだけで笑っていたので、完全に機嫌が悪くなった私は
「○○くん!何で笑っているのか話なさい!」と怒った。
笑っていた生徒も「らおし、しょんちーら」(先生が怒ってる)と
言って、凍りつき、その男の子はとっても困った顔をしたあと、黒板の前に出てきて、一文字。・・・・・「屁」と書いたんです。

そこで、やっと分かったんだけど、その男の子がおならをして
クラスのみんなが笑っていたところ、私が真顔で「何笑ってるんですか!」と
怒って、さらに「日本語で説明してください」といわれても、恥ずかしい上に「おなら」という語彙がなかったから、困った上に、このおならぐらいで真剣にやりとりしたり、怒ってる先生を見て、ますます可笑しかったんでしょうね。

そのあと、「○○くんは授業中よくおならをしますか?」と聞いたら、みんなが一斉にうなづいて、他の女の子が「さつまいも、、、彼はさつまいもをたくさん食べますから」とか言ってて、ウケました。

今までも何回か、授業中おならされてたのかと思うと、複雑な心境です。(笑)

6/1 美味な鳩


なんだか最近、食べものの話ばっかり?!


見た目がダメだと食べられない、、、なんて
書いておきながら 、(舌の根も乾かぬうちに?笑)
昨日は「ハト」の丸焼きを食べました。

これが、記憶に残るおいしさ!
小型北京ダックみたいな感じなので、少人数のときにこれはおすすめです。
八角など色々な調味料で味付けされた味、そして周りはパリパリと
香ばしく、中はとっても柔らかいお肉! 味、食感ともに私の口に合いました。

陸角嘴の正大広場6Fの「唐宮」で。
ここでは他にエビ蒸し餃子、英語名ASSORTED VEGETABLE(江西四季?という中国語名)という野菜の冷菜もおいしかった。



週末、日本からお友達が来ていたので、先日断念した「ハスモ」にトライ。
赤信号みんなで渡れば怖くない、の心理で。
ハスモは冬眠前のカエルの卵巣の周りにつく脂肪だとか。とにかく美容と健康に効くんですよね、たしか。誰がそんなことを発見したんだか。

プニュプニュとした食感で、味は無味に近いんじゃないんですかね。
パパイヤや、ココナツミルクなど自分の好きな食べ物と一緒に食べたので、
おいしくいただけました。
肌など、次の日なにか影響あるかしら、と思ったけど、今のところ
これといった著しい変化は見られません。

6/1 味の好み



私は文化的な面では割と適応力がある方かと思いますが、(と、いうより身の危険さえなければ、深く考えない)、食べ物に関してはかなり保守的だと思います。

上の写真は、近所の市場で撮ったものです。

カエルは、味自体は鶏肉に似てるので大丈夫でしたが、見た目で、
一度、口に入れる直前にウシガエルの模様みたいなのを見てから
拒絶反応が出て、今ではちょっと・・・。

亀は、料理として食べたことないけど、亀ゼリーなら大丈夫。

ザリガニは、この時期、よくそのまま炒めたものが路上などでも売られているけど、これは挑戦できません。ザリガニは飼うもの、と思っているので。
でも中国ではよく売られている。

あと、たうなぎ、たにし、川魚、も苦手。そのほか、アヒルとか鶏の
足やら、舌、頭をそのまま煮ているようなのも怖くて食べられません。
中国に来て、はじめてこんな料理があることも知ったし。
とにかく食べる部分も少なくて、味もよく分からないけど、軟骨とか「コリコリ」系の食感が苦手。

見た目で分かるとダメです。加工されて(調理されて)、亀ゼリーみたいに、原料がなんだか分からない状態になってれば大丈夫です。

蝦蛄(しゃこ)は、見た目がグロいですが、味が好きなので、食べます。
牡蠣も好きだったりする。

「甘草」「八角」「パクチー」「バジル」「しそ」「仙草」等
は好きです。ハーブ系の味はだいたい好き。
見た目は問題ないのに、苦手な味といえば、「羊肉」。
なぜか毎回胸焼けします。そして獣(けもの)のニオイがすると思う。
「臭豆腐」という発酵させた豆腐?も、私からすると、けもののニオイがするので、食べたことがないです。慣れるとおいしいらしいんだけど。
でも、私、納豆は大好きだから、実は食べてみたらハマる味なのかもしれない。

2007/05/31

5/31  銀行の窓口で

今まで学校からのお給料はニコニコ現金払いだったのに、今月から銀行振り込みに変わった。この学校からお給料をもらうのは、今月と来月の2回だけだというのに、先日、急に「銀行口座を作りますから、パスポートを出してください」といわれ、学校の担当者が口座を開いてくれた。通帳をポンと渡されてもねぇ。
とりあえず、昨日5月分がちゃんと振り込まれているか、また現金の引き出しもしたくて、銀行へ行ってみた。通帳しかないので、窓口で話さなければいけない。

通帳を出しながら、
私「お金を出したいんですけど」
銀行「じゃ、パスワード押して」

はっ! 口座を開いてくれた人にパスワード聞くの、忘れてる。
うーん 駄目押しで、言ってみよう。

私「パスワードありません。」
銀行「有!(ある)」

当たり前か。
じゃ、いいや。お金はともかく、キャッシュカード作りたい。

私「あの、カードが欲しいです」
銀行「じゃ、パスポート」

はっ! またもや しまった。パスポートなんか持って来てないんだけど・・・

私「パスポート、ありません」
銀行「あぁ?パスポートがなくて、あなた、どうやって口座開いたのよ?!」

お、明らかに銀行の人、いらだってる。。

私「あの、現在、パスポート持ってません」
銀行「あ、今日、持って来てないって意味ね。じゃ、今日はカード作れません。次の人どうぞ。」

というやりとりが昨日あって、学校の担当者にパスワードを聞いて、今日、気を取り直して、再挑戦。

整理番号券を引いて、その番号が電光掲示板に表示されるのを待つ。
券の番号によると、私の前に待ってる人が25人いるらしい。

心の中で、「あぁ、どうか、昨日のちょっとイライラしがちなお姉さんじゃなくて、あの、やさしそうな男の人の窓口になりますようにーー」。合掌。

念じること、30分。

願い通じて、お兄さんの窓口になり、なんとか問題なく、お金を引き出して
キャッシュカードも作れました。(学校からのお給料もちゃんと振り込まれてました。日本なら当たり前だけど、中国では、何が起こるか分からないから)

やれやれー。
中国工商銀行のキャッシュカードを手にした瞬間、うれしかったです。
ちょっとしたことでも、なんか大きなハードルを越えた達成感、感じました。

5/31  スタバのカップが汚れている理由

●スタバ

生徒とスタバについて話していて、
生徒「欧米人はスターバックスの店員がコップにコーヒーを入れすぎると
文句を言っているそうです」

私「そうそう、日本ならお客さんに渡す前に必ずコップを拭きますが、
上海のスタバのカップにはいつもコーヒーがこぼれたままだよね」

生徒「店員はできるだけたくさんコーヒーを入れたほうがいいと思っています」

あー!なるほど。
いつでも食べきれないほど注文する、これこそが「おもてなし」と
思っているから、スタバの店員もいつもカップぎりぎりまでコーヒーを入れてくれるわけですねー! 妙に納得。

でもお客さんに出す前にちょっと拭いて欲しいんです。


●DVDプレーヤー

毎晩寝る前の楽しみだったDVD鑑賞。

しかし、昨日、突然DVD机(DVDプレーヤー)が壊れた。
かなりショック。

あと3週間の中国生活だけど、途中まで見ていた「悪作劇之吻」の続きだって見たいしさ。
しかもDVD机に、その見ていたDVDが入ったまま、出すことができない。
中国人のお友達には、修理に行ったらいいよ、と言われたけど。どうしよう。

この寮に生活してる間に次々と電化製品が壊れている。奇怪だ!

まず電気毛布もある日突然使えなくなった。でもその時にはもう春になって、電気毛布がなくても寝られる季節になったから、あきらめた。

次は、携帯電話の充電器もある日突然充電できなくなった。もともと旧型の携帯電話を使っていたので、もうそのタイプの充電器は販売されてなくて、どの充電用電池にも適用できる、という万能充電器を買った。

そして、今回DVDプレーヤー。

どれも中国製の安いものを買っているから、まだあきらめられるけど、
中国製の製品ってどれも 安かろう、悪かろう、なんでしょうか。
それとも私がDVD机を酷使しすぎた?


●「日中関係を良くする方法」

今まで授業では割と避けていたテーマだけど、もうこの学校を去る日も近づいてきたので、思い切って、最後はこのテーマで生徒に作文を書いてもらおうと思っている。まず、授業で以下のアンケート結果を紹介して。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
2005年の世論調査。
調査したうちの8%の中国人が「日本が好き」、64%の人が「日本が嫌い」と答えています。

また過去の歴史問題を解決するのに、一番有効なのは、
中国の48%の人が「日本の謝罪」、12%の人が「国民の交流」と答えている一方で、
日本では29%の人が「国民の交流」、13%の人が「日本の謝罪」と答えています。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

高校3年生は、すんなり書いてくれたけど、高校2年生は大反発。

もともと作文が嫌いな生徒たちで、日本語は一番上手な学年だけど、一番、なんというか、愛国心が強くて、約束を守らない、権利を主張して、こちらの要求は聞かない、典型的一人っ子政策世代の生徒たちだと思う。
こんなに日本語が上手なのに、日本のことをあまり好きでないのが残念です。好きでないから、日本的マナーとか文化とか、全然影響を受けてないし、良いとも思ってない、、、そんな態度です。

で、「日中関係」と書くのも嫌なようで、まず「中日関係」と書く。

私「でも日本では日中と言ってるから、日中関係って書いて・・・ね・・」
生徒「えー、でも中国では、中日です。アメリカだって、中米(美)です。」

じゃ、いいや、わかった。
私「とりあえず、作文書いてください」
生徒「なんで私たちが関係をよくする方法を書かなきゃいけないの?そんなの日本が考えればいいことでしょー」

生徒「日本は謝罪すべきです」
私「でも昔、村山首相が謝罪したよね」
生徒「誰ですか。知りません。」

私「じゃ、日本の歴史の教科書に中国が望むとおりのことが書いてあればいいの?それで日中関係は改善されるかな」
生徒「望むとおり、ではなくて、事実を書くべきです。」

私「日本の教科書には書いてなくても、戦争についてのことは色んな本が出てるし、テレビ番組もあるから、それで歴史のことは分かるんじゃないかな」
生徒「でも日本のテレビでは事実を放送しません。」

生徒「先生はどういう方法で解決できると思いますか」
私「日本でもっと中国のドラマを流すとか、何か文化的な交流が盛んになったらいいんじゃないかな、と思うけど。例えば、韓国ドラマが流行ってから、日本では韓国に対するイメージとか考え方が変わったし。日韓でドラマや映画、ワールドカップなど、色々共同でやるようになったし。すごい変化だと思うよ」
生徒「でもそれでは、日本は韓国を好きになったけど、韓国の人の日本を嫌いな気持ちは変わっていないと思います」

やっぱりみんな日本のこと、嫌いなんだ。
分かってたけど、改めて実感した授業でした。

2007/05/28

5/28  听不懂! 

●ヨガ

今日、久しぶりにヨガへ行った。

レッスン前にヨガマットの上で柔軟をして、待っていたら
ヨガの先生に「あなたどれくらいヨガやってるの?」というようなことを聞かれて、まず何を聞かれているのか理解するのに数秒、そしてまた、自分のヨガ歴ってどれくらい?と考えるのに数秒、ちょっと返答に困っていると、ヨガの先生と周りの人も、「あれ、この人、普通語通じない?」と分かったらしく、近くに座っている人に「先生はあなたのヨガの・・・・ホニャララ・・・」と上海語で通訳された。

いや、あの普通語(北京語)分からないんだから、上海語なんてますます
わかんないんだってばー!

●勧誘

駅前や大通りを歩いていると、すごい勢いで勧誘やらアンケートやらで
声を掛けられる。

日本でも、勧誘や「手相の勉強してるんですけどー」とか、よく声を掛けられるので、私は万国共通で勧誘の人に「この人、イケる!」と思われるタイプなんだと思います。歩き方が、いかにも目的なさそうな感じなのか、一人で歩いている確率が高いからなのか。

で、中国の勧誘はもっと激しくて、腕をつかんできたり、小走りで追いかけてきたりします。

「てぃんぷーとん!」(聞いても分かりませーん!)

と言っても

「めいしー、めいしー(没事)」(大丈夫。大丈夫)

とか言って、あきらめてくれないから、結局最後は小走りして逃げます。
基本の言葉がわかんないんだから、どんな勧誘も無理だってばー!

2007/05/27

5/27 蜘蛛侠3

今日の午後はスパイダーマン3を見てきました。

新天地で見たので、たぶんあそこは他の映画館より高いのか(60元)、お客さんは少なめでした。映画は英語音声、中国語字幕。

中国の映画館で初めて映画を見たけど、やっぱりー、日本と比べてお客さんがざわざわうるさいかも。
映画が始まるとき、映画の音声がちょっと大きすぎる、と思ったけど、始まってみると常に誰かが小声で話しているし、ガサガサと食べ物を食べる音がするから、ま、ちょうどいい。

隣りは小学校高学年ぐらいの娘とお父さんの二人連れでしたが、途中で

父「あれ、彼女はもうトビーマグワイアがスパイダーマンて知ってるの」
娘「それはもうスパイダーマン1のときから、彼女は知ってるよ」

とか、そんな会話が聞こえてくる上に、
お父さんの携帯が上映中に2回鳴ってました。
しかも2回とも普通に小声で会話してました(笑)。さすがに2回目は娘に
「お父さーん、携帯、やめてよ」みたいな感じで注意されてましたけど。

他の人も割と、家でDVDでも見てるかのように、ストーリーについて色々小声で話しながら見てるようでした。また他の映画館でも見てみたいです。

スパイダーマン3(蜘蛛侠3)に対しての感想としては、、、

もっとシンプルでいいんじゃないの?  

と言いたい。

なんかCGを駆使して、いろんなタイプの怪物?を作り出してるけど、そんな奇抜なキャラクターじゃなきゃいけないんだろうか?と。

トビーマグワイアはあの役(単純でお坊ちゃま風な感じ)にぴったりだと
思ってます。が、メリージェーン役はキルスティン・ダンスト(だっけ?)じゃなくて、キャメロン・ディアスだったらいいのに、と何度も思いました。





これは私が住んでる近くの落書き。
何が書いてあるんでしょうかね。



人民広場近くの漢口路沿いの「九龍冰室」で。
奶茶と菠萝油(ロールパンとメロンパンをあわせたようなパンの間にバターが挟まっている)。他の香港系のお店でもこの組み合わせは定番のようなので、他のお店でも食べ比べたいです。

5/26 淮海路で


この小さなお店で色々な飲み物が売られています。上海は飲み物の自動販売機が少ないせいか、こういうテイクアウトできるお店がよくあります。
パールミルクティとか、シャーベット状のもの、ストローで飲むカキ氷。
だいたい5元ぐらい。

ふと こんなお店が日本にもあれば、売れるんじゃないか、と。
この小さなスペースで15-20種類ぐらいの飲み物が売られていると思います。
店員は一人か二人で大丈夫でしょう。

ただ、日本では食べ歩きは行儀が悪いから、テイクアウトはあまり流行らないかな。



信号の前にあった看板。
「Polite」のPと「Green」のGが大文字であるところに、願いが込められている感じが伝わってきます。
でもこれを掲げている目的は、英語を読む人(=外国人)ではなくて、漢字を読む人(=中国人)に対して”文明化”してもらいたいから、ですよね・・。



夕方撮ったので、ちょっと暗いですが、「厳格訓練」と書いてあります。
むむむ、これはどんな施設なんでしょうか。。。

5/26 カエルの脂肪


美容院の後、プラプラと散歩して、何か中華デザート食べたいな、と思って
「海老亀」という亀ゼリー専門店へ。

お店のおばちゃんに激しく「雪蛤亀ゼリー28元」を薦められたけど、
雪蛤(ハスモ)の中国語の説明のところにあった「蛙」の字に怖気づいて
結局「マンゴー牛乳プリン」を注文しました。


さっき、ハスモを調べたら、やっぱりカエルの脂肪、とのことで、、
うーん、いくら美容に効くとはいえ、ちょっと一人では挑戦できませんでした。。
マンゴーの牛乳プリンは普通の味。甘くて、まろやかでした。
今度はハスモに挑戦してみようかな。ほんとに効くのかな。

5/26 Boona Cafe




上海生活も残り少なくなってきて、行ってないお店がまだまだたくさんあるので、 ちょっと焦ってきました。

昨日は美容院に行く前に、新楽路にある「Boonna Cafe」へ。

ここの雰囲気は、雑誌にあるような言葉で表すなら「アーティスティック」です。黄色や赤に塗られた壁には写真がたくさん貼ってあり、お客の大半が欧米人で、店内は広くなくて、ちょっと長居できない雰囲気を感じました。

ここではホットケーキみたいなのを想像してpancake(甜餅)と柚子茶を注文。 限りなくクレープに近いパンケーキでした。



ここから、花園飯店まで歩きましたけど、途中では、レディースファッションのセレクトショップが並んでる道があったり、マタニティ通り?と思うくらい、マタニティウェアのお店が何軒も続く道があったり、なかなか興味深かったです。

2007/05/26

5/26 美容院へ

5月になってから、あまり外出してなかったので、ちょっと出かけてみました。

最近の上海は蒸し暑くて、3歩歩くごとに、「あぁ暑い」と言いながらブラブラしました。





まず美容院へ。

10月に超ローカル美容院でカット45元を体験してから、髪が猛烈に痛んで、驚くほど枝毛だらけになったので、もう上海では美容院に行かない、と決めてましたが、4月になって、日本人向けの美容院に行ってみるか、と考えを変えて行ってみました。その美容院には、日本人の美容師、そして日本の最新の雑誌があり、内装もシャレていて、もうそこはまるで青山か表参道の美容院にいるようでした。



切ってもらうと枝毛もなくなり、結構気に入ったので、昨日また行ってみました。

予約しようと思って、何度も電話したけど、つながらず、仕方なく、カフェでジャピオン(=日本語フリーペーパー)を読んで、しばらくしてからまたかけようと思ってたら、そのジャピオンに「突然ですが、閉店しました。移転先は、、、」という記事を発見! 移転していることに気づきました。
ほんとに突然過ぎるよ・・・。今はオークラホテルの2Fにあります。
かなりセレブ感漂う美容院になってしまいました。

前回同様、沖縄出身の無口な美容師さんに切ってもらい、トリートメントもしてもらいました。(私は美容院では雑誌を読むのに没頭したいのであまり話したくない派です)






以前のシャンヤン路沿いにあったお店(matineeという店名)
フランス人の所有する建物らしいです。





オークラホテル(花園飯店)

2007/05/25

5/25  食は中国にあり?

友達とメールしてて気づいたけど、なんといっても「上海料理は甘い」んです。
中国は広いので、中国語=普通語と理解するのは良しとしても、中国の料理を「中華料理」と一つのカテゴリーでまとめてしまうのは無理がある、と思う。

中国に来る前、上海では杏仁豆腐、ギョウザ、ラーメン食べ放題だー!なんて
期待してたけど、なかなか気軽に手に入るものではありませんでした・・・。

チャーハンも「揚州炒飯」と言わないと、想像と違う色、味の炒飯が出てくる。
麻婆豆腐は比較的食べてるけど、メニューに載ってるのは麻辣豆腐(マーラードウフ)という名前だったり、シュウマイ(焼売)と言ったらもち米が入ってるものだったり、ラーメンといっても小麦でできてる白い麺だったり、微妙に日本の中華料理と違う。
日本で食べてた中華は、大半が広東、台湾、福建系だったんだってことにこちらに来てはじめて知りました。

焼きギョウザもそんなに食べる機会がないです。餃子という名前でなくて、「鍋貼」という別の名前で呼ばれているものが、限りなく焼き餃子に似てますが、ちょっと違う。これにおたふくソースのようなものをつけて食べる。
おたふくソース好きですが、餃子にはやっぱり醤油がいい・・・。

学校の食堂で、毎週火曜日だけ「餃子」の日があります。
そのときはたいてい食べますが、この餃子は水餃子です。これは結構おいしい。これに黒酢をかけて食べるんだー。

小龍包や、ワンタンもよく食べます。肉まんもよく食べるけど、こういう具が肉系のものは中の肉が半生のときがあるから、要注意です。
ああいう色をわざとつけて、新鮮味を出してるのか、分からないけど、具の肉がピンク色のときがある・・・。
あと、ワンタンといったら、たまご麺も入ってるものだと思い込んでましたが、こちらではワンタンといったら、ワンタンだけ。通常、麺は入ってない。

あ、あと、魚といったら、川の魚なので、骨が多くて大変です。
肉も基本的に骨付きがおいしい、というコンセンサスがあるようで、みんなは食べながら、細かい骨をぺっぺっと器用に吐きながら食べてますが、さすがに私はそんな面倒なことをしてまで食べる気がしなくって。

でも上海料理が私の慣れ親しんだ中華料理と違う!と言って、嫌いかといったらそうではなくて、今まで知らなかったけど、おいしいものにもめぐり合っています。

私が好きなのは、レンコンを甘く煮て、レンコンの穴のところにもち米がつめられてあるもの、たまごとトマトをスクランブルした炒め物(普段たまごは嫌いだけど、これは別格)、蟹粉豆腐、ナツメを使った料理(ナツメの間にもち米挟んであるもの)。白玉の中に黒ゴマの餡が入ってる「元宵」というデザートは最高に好きです。

あとは、肉まんの種類が多いのがうれしいです。もともと肉まんが大好き。

が、これは最近やっと買えるようになった。
肉まんにはそれぞれ四字熟語のような名前がついてて、一体それがどういうものなのか、結構買ってみないと分かりません。野菜の語彙がないと、、、そしてきちんと発音できないと買えない。
マントーという具がないのもあったりして、あれ?って思ったり、バラの味のついたあんこの入ったあんまんだったり、食べてから、お!と思ったりします。

この前、きりぼし大根のような具が入った野菜まんを食べたけど、おいしかった。あと、ミートボールみたいな味つきの肉の具が入った肉まん(鮮肉湯包)もおいしかった。ちまきも、普通のちまきでいいんです、とは思っていても、栗が入ってるのとか、ナツメが入ってるのとか、色々ある。




でも、トマトに白いものが振りかけてあったら、塩だと思いますよね?
これが上海では砂糖なんです。
料理だけでなく、飲み物にももともと砂糖が入ってることが多いし、「烏龍茶 低糖」とか、お茶にも砂糖入れちゃってますから。
私はもともと甘党で、ランチに菓子パンを食べるとか、酢豚にパイナップル大歓迎、ハワイアンピザ、フルーツサラダ、まったく抵抗なし、の人間なので、マンゴーペーストがトッピングされたカリフォルニアロールもおいしい、おいしいと食べたけど、食事に甘いものを食べるのが許せない人にとってはかなりきついかも。
色んなものに砂糖が多めなのに、ミスタードーナツが上海に進出するとき、上海の担当者が、「こんな甘いもの、中国では売れない」と言ったそうです。
でも今では、人気あると思います。中国の物価を考えると結構高いのに、店内はよく混んでいる。

あと、中国の人はどうせ買うなら色々混ざってるものがいい、と思うのか、
ミルクティ+タピオカがパールミルクティとして市民権を得てからなのか、色々「え、まぜなくっていいんじゃない?」というのも結構多い。

烏龍茶とジャスミンティを混ぜたものとか、烏龍茶とキンモクセイとか。
コーヒー+コーラ=珈琲可楽という飲み物もあるし、小さい売店にある
「鴛鴦ナイ茶」(おしどりミルクティ)は、ちょっと何が混ざってるかよく分からなかったけど、恐らくコーヒー+ミルクティだと思われます。

もうそんなんだったら、混ぜたものじゃなくってどっちかに決めて飲むとか、一本ずつ買えばいいじゃん、って思うんだけど。

鴛鴦(おしどり)と言ったらたいてい白いものと黒いものを混ぜるらしいので、中国人に聞いたときは、チョコとバニラじゃないかなーと言っていたけど、あれは飲んだら、チョコとバニラのハーモニーでなかったことは確かです・・・。

よくスーパーでも全然商品と関係ない別の商品のおまけがついてることがあるけど、関係ないものでも、何かおまけがついてる方が売れるらしいです。

中国の消費者はそういうお得感が好きなのかもしれません。

2007/05/23

5/23 最近の我的最愛看是台湾電視劇

最近は韓国ドラマにかわって、台湾ドラマがマイブームです。


今までは、「大陸で生活しているんだから、大陸で作られたドラマが見たい」
と妙に「大陸」にこだわってて、台湾ドラマは見てなかったんですが、大陸で作られているドラマはほとんどが時代劇とかで、有名なスターが出てるというようなのは少なく、いいという評判もあまり聞かないので、なかなか見たいドラマが見つけられない。娯楽の歴史が短すぎて、大陸自体にスターがまだいない、そんな感じなんでしょうか。(アイドルを生むオーディション番組が大陸でやっと始まったばかり、という様子)人気がある俳優は地道に演技を学んできた熟練のため、演技は上手だけど、もう若くなかったりして。。。


そんなところへ「花様少年少女」という台湾ドラマを見て、「あ、結構おもしろいじゃん」と思って、台湾ドラマへの扉を開けてしまいました。(パンドラの箱か?)


なんで台湾ドラマを避けていたかというと、ほとんどが日本の漫画をドラマにしたものばかりで、中国っぽくない上に内容も幼稚っぽそう、、、と思ってたから嫌だったんです。

が、今学校で働いて、中・高校生が身近にいるせいか、私の中でも「青春カムバーっク!」という感覚が生まれ(?)、こういう「青春学園ドラマ」にもすんなりハマってしまいました。


まず、F4(エフすー)が出ている「流星花園」。台湾版「花より男子」。
F4は台湾の観光大使にもなったんですよね。もうF4自体は解散したらしいけど。
F4がきっかけで中国語の勉強を始めた、という人もいると聞いていたから、前からこのドラマを一度は見てみよう、と思ってました。

結果は、まあまあかなー。「日本の花より男子」というドラマも漫画も見たことないけど、この話で私が一番理解できないのは、F4という最初自分をいじめていたグループのリーダーをどうして主人公の女の子は好きになっちゃうわけ?というところ。 しかもF4にいじめられたことがきっかけで、大学での友達もいなくなっちゃって、でもその代わり、F4とは仲良しになる、、、なんてことが有り得るのか?と、、、しかもF4の4人も全然私のタイプじゃないし、演技もいまいちだし、なんか納得できません。


次に今、見ているのは「悪作劇之吻」。台湾版「イタズラなKISS」。
確か大学生の時、友達が「イタキス」とか言ってこの漫画を読んでいた気がします。
このドラマは結構好きです。このドラマの主人公入江くんは、IQが高くて、いわゆるちょっとクールな優等生、しかも背が高くてスポーツ万能。典型的な少女漫画に出てくる白馬の王子様的存在。この入江くんの役をしてるジョセフ・チェンが今日本で人気あるらしいですね。F4の次の華流アイドルはこのジョセフ・チェンか飛輪海(フェイルンハイ)だと言われているようです。


そうそう、飛輪海のメンバー(汪東城くん)もこの「イタキス」に出てます。汪東城くんはGLAYのジローに似てるから、ジローという愛称で呼ばれているらしいです。GLAYのジローの顔がよく思い出せないから、似てるかどうかは分からない。飛輪海の呉尊くんもかっこいいので要チェックです。

○F4 http://www.f4ever.org/EVENT/articleJP/index.asp
○飛輪海 http://frhj.tv/
○ジョセフ・チェン http://joesfamily.jp/

ドラマを見終わったら、更に余韻にひたるため(?)そのドラマの主題歌をダウンロードしたりしてるので、華流エンタメにどんどん詳しくなってきました。へへへ。

2007/05/21

5/21 相互学習の話

3月から中国人の男性wさん(既婚者、弁護士、27歳、日本語中級以上、純粋)とほぼ毎週土曜日、相互学習をしています。

最初は2時間程度と言って始めたのですが、実際はお昼12時からだいたい夕方4時半ぐらいまで、会ってます。

日本での生活で、特定の人とこんな風に一対一でしゃべり続けること、しかも週一ペースで、というのは結構珍しいんじゃないかと思います。
無口で内向的な私も、上海ではなかなか濃い時間を過ごしていると思います。

もともと中国の人は何語を話してもマシンガントークになるんじゃないか、と思う。
話を聞くほうが好きな私もあまりのマシンガントークにずっと受身になっていると
イラだってくるので、できるだけ相手の話にテンポよく反応して、なんとか五分五分になるよう頑張ってます。

二人が同じタイミングで話したら、日本人だったら「あ、どうぞ」とか言って
相手に話の順番を譲ったりしますが、中国はそれがないので、タイミングがかぶったら、自分の声をもっと大きくする、とか常に「攻め」の姿勢で、無理やり入り込んでいかないと会話の波に乗れません。ゆずったら、たいていは、もう自分の話をする順番は回ってきません。

私は結構このwさんと話すのを楽しんでいます。
wさんは2年近くほぼ独学で日本語を学んでいて、wさんにとって、私は初めて話した日本人だそうです。wさんはもう中級レベルなので、結構普通に話せますから、色々普段疑問に思っていることなど、聞いたりしてます。

この前聞いたのは、中国人の中学生に色々日本の地理を紹介しているとき、
「ここには○○という世界遺産があります」と写真を見せても、写真には興味を持つけど、「世界遺産」という言葉にはあまりリアクションがない、という疑問点。

wさん曰く。
「世界遺産って誰が決めたんですか? え、ユネスコ? 我々中国人が決めたわけじゃないですから」

この一言で分かりましたよ。
これぞ中華思想。
そして日本人は「みんなが認めるもの、どこか権威のある機関が決めたもの」は間違いなくすばらしいはずだ、と何の疑いもなく思いやすいんじゃないか、と。
世界遺産と聞くと、日本のものなら誇らしく思うし、外国のものなら行ってみたい、と割とすぐに思うんではないでしょうか。


他に質問したことと言えば
中国ではお客さんがお腹いっぱい食べたかどうかがとても重要。だから食事はいつも大目に注文する。食べ残しがあってこそ、十分に接待できたと感じる。

私「中国は他のことは結構ルールがないのに、誰かに食事をもてなすときだけは色々決まりがあるんですね。」

wさん曰く。
「なぜなら、人生で何が一番大事ですか? ・・・・ ご飯だよっ!」

なるほど。
確かに中国の方は食べることが大好きだと思います。


またこの前中国語の「共有」という単語の意味が日本語の「共有」と違うのかな、と思って、この「共有」を使って、何か例文を紹介してください、とwさんに頼んだら、、、

訳すると
「夫婦関係が継続する期間は、夫婦は財産を共有する」

というような例文を書いてくれました。
ま、結局日本語の共有と同じだったんですけど、それにしてもこの例文、いつ使うんだよ、もっと簡単なのをお願いしますよ。。
wさんは離婚、相続関係を主に担当している弁護士さんなので、パッと思い浮かんだ文章がこれだったみたいです。


またwさんと話していると、学生の時に「漢詩」で反語(~だろうか、いやそんなことはない)を習ったことをしみじみ思い出します。

と、いうのも、実際の中国語もこの反語表現が結構あって、

「誰が話したの?」=いや、誰も話さない→そんな話、ありえない
「どこにある?」=いやどこにもない→あるわけない

と、いうような感じで、「だれ」とか「どこ」とか疑問詞が出てきて、決してそんなことはない、という意味を表す時があるのですが、
これが中国語ビギナーの私にとっては、会話で突然疑問詞が出てきて、「どうだい?」っと言わんばかりの目でじっと見られて、一瞬会話が止まると、、、

「え”、私、今 なにか質問されてる?」とドキっとします。

でも相手からすると、「そんな話がどこにあるだろうか」というようなことを言って、一瞬止まるのは、相手に「いや、ないだろう」という反語の返しを待っているんですよね、きっと。


そしてwさんから私が学んだこと。

==語学の会話の練習に教科書は要らない==

この一言につきます。
最初は、「相互学習の教科書、何かwさん持ってくるのかな?」と思ってたら、いつも手ぶらで来ていて、でも教科書の例文を練習するより、自由な話題でとにかく自分の言いたいことを話そうとすること、これが会話の練習の基本なんだ、と当たり前だけど、分かりました。

だからこそ、学校で中学生のクラスに会話を教えるとき、すごく困るんですけどね。。。

2007/05/16

5/16 暑くなってきました

●上海は春と秋が短い。
同僚の先生も、「上海は長袖を着る時期が短いんです」と言ってたけど、ほんとそのとおり。
肌寒かったのが、一気に蒸し暑くなってきました。 しかも日差しが結構きつい。
私は「せっかく日本から持ってきたし」というよく分からない理由のもと、今のうちだーと思って長袖カットソーをなるべく着ています。

暑くなると、上下パジャマで出歩く人も一気に増えました。
また手を叩きながら後ろ向きで歩くという健康法がまことしやかに信じられており(?)、そんな歩き方をしているおじさんたちもチラホラ。

●この前マクドナルドで。。。
目の前のお客さん(中年のおばさん)が恐らく孫と一緒にマクドナルドへ来ていたのですが、いきなり食事するテーブルでおむつを替え始めたんです。
ohーno! 私が今座っている席でもかつて誰かがおむつを替えたかもしれない、と考えただけでも、、、。ぎょえー。

しかもその交換したおむつを床にポソっと何気に捨てていました。おいおいー。
これは周りの中国人もびっくりだったようで、みーーんなオバサンの一挙手一投足に釘付けになってました。でもそんな視線をまったく感じてないオバサンはかわいい孫を一心にあやしていた上に、最後はそのおむつやら、ゴミやらはその辺にほっておいて、別のテーブルに移るという荒技までも披露してくれました。

●上海の「代官山」
淮海路の黄陂南路付近にある中環広場の2Fに「代官山」というレストランがあります。「上海美食地図」という本に「ウォンカーウァイの映画2046を彷彿させる店内は上海のOFFICE LADYたちでにぎわっている」と紹介されていたので、この前行ってみました。

料理は和食+日本の洋食+広東料理、、という感じで、おいしかったです。
洋食も日本にある洋食に近いので、久々に和食ではない、懐かしい日本の味を堪能しました。値段もそんなに高くないです。たくさんたべて、デザートの白玉抹茶あずきを食べても一人150元程度。
ここは「うな重」もおすすめのようです。 しかもメニューには全部写真が載っている、という親切さ!!こりゃ、ありがたい!(でも表記は中国語と英語のみ)

実は日本の「麻布茶房」系のお店です。
なので、麻布茶房であったような和風のデザートが充実してます。

こんなに日本風のレストランにもかかわらず、店内はほとんど中国人のお客さん。しかもOLや、合コンぽいグループもいたりして、お店のインテリアも確かにウォンカーウァイ風でオシャレだし、しかも店員さんもイケてる。

「中国にもこんなお店があったんだー」と感心してしまいました。

2007/05/12

5/3 IKEA(宜家)

GW中唯一外出した日、IKEAに行ってきました。
とにかく混んでましたが、置いてある家具やら雑貨がとにかく安くてビックリ。

店内は、トータルコーディネートされた色んなタイプの部屋がディスプレイされていて、そこへまた家族連れのお客さんたちが普通に座っているので、まるで誰かの家に来たように錯覚します。

おいしいと評判のカフェテリアで洋食のランチプレート、ティラミスを選んで
いざ席に着こうと思ったら、案の定、空いてる席なんかはなく、立って食べてる人もいたので、私も立って食べました。。もっといいシステムにしてくれー。

2007/04/27

5/3 最近見たドラマ

どもども。中国は今、黄金周です。
ゴロゴロしてたら、もう三日目です。最近見たドラマなどを
紹介します。・・・はっきり言って、見まくってます。

●浪漫満屋
またまた韓国ドラマを見ました。「フルハウス」というもの。「ピ(RAIN)」が出てるもので、前半は結構面白かったです。後半はちょっとわざと複雑にさせた感じで、いまいちでした。主人公の感情が理解不可能なほど複雑で。しかし、ピって何で人気あるの?って思ってたけど、ドラマを見て、「ピ、結構可愛い」と思うようになりました。。

あと、「東方神起」の出てる反転ドラマというのも見ました。生徒の勧めで。

なぜだか知りませんが、生徒に作文を書かせると結構、私への呼び掛け、みたいなのが多いです。「先生も見てくださいね」とか「先生の○○も知りたいです」とか。作文の中にどうしてそんな言葉を入れるんだーー。東方神起も生徒が作文で薦めていたので、見てみました。でもこれはまあまあでした。やはり、10代と30代のギャップを感じた。。ううう。

●冷面派遣員
あと、日本のドラマで気になってた「ハケンの品格」も見ました。
篠原涼子も好きだし、陰ながら地味に応援している小泉孝太郎も出てたので。コンセプトはいいと思うんだけど、ちょっと現実離れしすぎてて残念だった。もっと現実っぽい内容だったらいいのにと思いました。あんな資格をたくさん持ってて、しかもどれも完璧なレベルの人なんているのか?色んなドラマで篠原涼子のやる役は好きです。でもこのドラマでは、結構太っててびっくりした。
決まり文句の「・・・ですけど、何か?」っておぎやはぎのギャグだと思うけど、おぎやはぎはパクられた、って怒ってないのかな、とも勝手に心配した。

●氷点
三浦綾子の有名な小説「氷点」のドラマ。石原さとみが主人公。昔見た確か野村宏伸が出てるドラマの方が良かった。ネットで見たら、1989年ぐらいに放送されたものでした。それはもっと「徹と洋子の微妙な関係」が中心で、せつない感じだったんです。今回の石原さとみのは、「相手を許せるか」がテーマ、という感じで、徹の両親の感情が中心になってると思いました。

●花様少年少女
台湾のドラマ。これも生徒に勧められた。今をときめく台湾アイドル、S.H.EのELLAが主人公。他に飛輪海というアイドルグループからも二人のイケメンが出てます。(最近、私、結構華流アイドルに詳しくなってきた)
物語は日本の漫画「花ざかりの君たちへ」が元になっているそうで、(ELLA演じる)女の子が、好きな男の子のそばにいるために、男装して、男子校にもぐりこむ、という無茶な設定ですが、この(飛輪海の呉尊演じる)男の子がすぐにELLAが男の子じゃなくて、女の子だって気づくのですが、そのまま気づいてない振りをして、ELLAを一生懸命守るんです、、、この紳士的なやさしさは、ほんとステキですよー。こういう学園ものは、今まであまり見なかったけど、見てみると、結構せつなかったりして「青春」って感じで良いですね。

●野猪大改造
「野ブタ。をプロデュース」も、生徒が大好きなようなので、今更ながら見ました。よく「見ましたか」と聞かれるので。とにかく山下くんとか、亀梨くんとか、他にも赤西くん、小池徹平、松本潤、人気あります。
「野ブタ。」これはいじめられている人に見てもらいたいドラマですね。
あと、最近はこのドラマの中で亀梨くんが演じてるような要領よく、本音と建前を使い分けて人と付き合える人、多いと思う。がむしゃらに頑張るのはかっこ悪い、人生はゲームだぜ、みたいな。(笑)
世渡り上手=頭がいい=勝ち組、なのかなぁ、と考えてしまいました。

見終わってから、そんなに感動したりしなかったけど、一つ一つの台詞とか、あ、私もそんなこと考えてた頃があったかも、なんて学生の時のことを思い出したりしました。

しかも、学生の時って、「学校が全世界」って感覚になっていたんじゃないかなーと。学校以外にもほんとは色んな世界や社会があって、人もたくさんいるのに、学生の時って、そういう発想がなかったなーと思います。

2007/04/17

4/17 怒ると叱る?

怒ると叱るの違いは何でしょう?なんて、よく色んなところで目にすると思います。
「怒る」は腹を立てて、その気持ちを相手にぶつける、「叱る」は教育的見地から相手に
反省させたり気づかせること、とか。でも「怒っている人」も「叱っている人」も傍から見てると、
その様子にあまり違いは見えないかもしれません。

さて、人を叱ったり、注意したりできますか?

私はとーっても苦手。
そもそも、そんなことを今まで得意か苦手かなんて考えたこともなかったけど。
「叱られる」経験の方が多いし、年々そんな機会(叱ってくれる人)すら減ってきている。
もし注意しなくてもいいなら、そのまま黙っていたい、そういう風にして今まで生活してきました。
中国に来てから、初めて「生徒を叱る立場」になって、「これは注意しなければいけない」という場面が何度も授業中にあったのに、どう注意していいか分からなくて、そのまま見てみぬふりをしたり、ほったらかしていたことが多かったです。
理由は、まず効果的な叱り方が分からない、そして人を叱る自信がない、です。
たとえば、生徒がうるさいとき、「私の授業が面白くないからだ」と思っていたら、生徒を思い切り叱ることなんてできません。
でもだんだん、「授業がたとえ面白くなくても生徒は授業中はきちんと授業を受けるべき」、と思って、注意できるようになりました。また日本語が出来ても、日本の文化を理解していない中国人が多い、とも聞きます。ならば、やはり授業も日本式にすすめるべきだ、と思い始めました。
たとえば、いくら日本語が出来ても、日本人に対して平気で失礼な態度をする学生をほっておいては、私がここにネイティブスピーカーとしている意味がない、と思って。

しかし、注意しはじめてみると、はて 私が注意してる意味分かってるのかな、ということが
たびたびあります。

例えば中学3年生の授業は午前中なんですが、生徒がこそこそお菓子を食べてたので、
注意しました。
「何やってるの?みんなおなかすいてるのに、自分たちだけお菓子食べて、授業中はお菓子を食べてはいけません、分かりましたか」と注意すると、「はい、分かりました」
と生徒は言いました。そして、その次の授業から、生徒はお菓子を食べる前に必ず、私にお菓子を分けてくれるようになりました。。。


。。。ってあれ? ちょっと、もしかして、生徒は「授業中にお菓子を食べてはいけない」から叱られたのではなく、「あ、先生もお菓子食べたかったんだ」だから怒ってたんだ、、、と思われてない?
で、生徒が「先生、どうぞ」と言ってお菓子を差し出してくれたとき、「え、いいよ、あ、あとでね」と断ると、え、なんで?という顔をします。 私もなんで?という顔をしたくなります。


また、高校一年生が授業中にアイポッドをいじっていたので、「ちょっと、何を持っていますか?出してください」とアイポッドを預かったら、授業後、生徒が職員室に来て、
「先生、アイポッドは放課後取りに来ます、これもどうぞ」とイヤホンも持ってきました。
私「え、あ、そうお、、」
生徒「先生、ゲームもしますか?線も持ってきます」
私「いいよ、ゲームはしません」
生徒「あ、そうですか、じゃ、また放課後来ます」
とニコニコしながら出て行きました。。。


。。。ってあれ? 私、アイポッドを聞きたくて生徒から没収したと思われてない?
放課後、生徒がアイポッドを取りに来たとき、「日本の学校だったら、アイポッドを学校に持ってくるだけでもだめなんだよ」と言うと、「何でですか?」と驚いた顔をします。「だって、高いものだし、アイポッドは学校の勉強と関係ないでしょ」というと、「へぇー」という顔をする。

私が通っていた中学では、学校にお菓子を持ってきてるだけでも大問題になってました。
私もそのとき先生に呼ばれて叱られた生徒の一人でした。確かに今から思えば、お菓子ぐらいで
何もあんな問題にしなくても、とも思うけど、「抜き打ち 持ち物検査」とかありましたよね・・・。
基本的に授業に関係ないものは持ってきてはいけないし、そんな高価なものを学校に持ってきて、もしそれが盗難事件になったりしたら、とかそういう理由だったと思うけど。
でも高校のときはそんなに厳しくなかったし、最近の日本の中学、高校はどの程度の厳しさか分かりませんが、やっぱり日本式にするなら、「不必要なものは授業中に出さないこと」というのを原則にして、見つけたら注意することにしてます。

どうして日本人はこんなにルールを守るのか。中には守らない人もいますが。
中国の学生からすると、守る、守らない以前に「どうしてそんなルールがあるんですか」という疑問からスタートしてます。

2007/04/14

4/14 最近の生活(単なる日記)

○中国語をもうどれくらい勉強してますか?
と、よく聞かれますが、どう答えてよいか分かりません(笑)。
第二外国語で勉強した期間を足すと、2年と7ヶ月・・・約3年。
しかし、第二外国語なんて大学生の時の話。10年以上前の話っすよ。
そんなときの勉強なんて覚えてるわけがない、、、なんて言い訳?
正直、今のレベルで「3年ぐらいですね」とは言いたくないので、中国に来てからの学習歴、「7ヶ月ぐらい」と言っています。
すると、ときどき「それにしては良いね」って中国の人(タクシーの運転手さんとか)は褒めてくれますけど、私はアメリカ人と同じぐらい中国人は褒め上手だと思っています。更に言えば、前に話したことをよく覚えてくれてたり、性格とかよく観察してくれてると思います。

いやいや、そんなことより、とにかく一度始めた語学の勉強は継続しておけば、いつかきっと役に立つ、、役に立ったはず、、とかしみじみ感じてます。


○ちなみに最近の中国語学習は、
土日:10月中旬から習っているマンツーマンのレッスン 約2時間×2
   先生には、レッスン方法についてのリクエストに応えてもらって、
   かなり満足してます。ま、お金払ってるしね。リクエストって言っても、
   ホワイトボード使わないで、会話や発音にもっと力入れてほしい、とか
   そんな程度です。

水木:11月からの相互学習 教科書を使って。
   日本語初級レベルの中国語の先生と。 約1時間×2
土:3月からの相互学習 教科書を使わないで、フリートーキング。 
  とはいえ、今のレベルでフリーにトーキングするなんてまるで
  不可能なので、日本語中級レベルの人と9割日本語、1割中国語、
  ぐらいでおしゃべりしてます。
  できる限り、「これなら中国語で話せるぞ」と思ったら、すぐ
  中国語で話すようにしてます。


○今度の連休(ゴールデンウィーク)による授業の調整が、珍しくもう発表された。
たいてい、学校の行事などの予定は当日か前日決まるのがほとんどなので、こんな前もって予定が発表されるのはとても珍しい。
しかし、どんな授業の調整があるか、というと、10月の国慶節、年末年始もそうだったけど、日本のように連休+土日という考え方ではないので、連休の直前の土日が出勤日になって、その後、カレンダー通りの日程だけが休みになります。
一般の会社はもしかしたら違うのかもしれないけど、私の学校は5/1-5/7の7日間が連休で、その前の土日と月曜が出勤というか、授業をしなければなりません。
なので、連休前の一週間は月から金まで働いたあと、更に振り替え授業として土曜に金曜、日曜に月曜、月曜にまた月曜の時間割で働きます。

あー、この知らせを受けてから、どれだけ気が重いことか(笑)
連休前は、月、火、水、木、金、金、月、月、という連続8日間勤務。

その後にうれしい1週間のお休みが来ますけど、連休の前半は疲れてゴロゴロするに決まってます。しかも金曜と月曜の授業が2日連続だなんて、生徒にしたってうんざりのはずだよ。。。とほほ。

○最近見た韓国ドラマといえば、
「ルル姫」というのを見ました。簡単に言うと、これまたお金持ちでかっこいい(という設定)の男の子二人が一人のお金持ちの女の子を取り合う話。
こう書いてしまうと、しょうもなさそうだけど、まぁまぁ面白かったです。
でも「キムサムスン」にはかなわないので、今、また「キムサムスン」を見たりしてます。一回目には分からなかったことが分かったりして面白いし。これは韓国語音声、中国語字幕なので、頭の中に韓国語が残ってしまって、中国語の勉強にはなりません。アニョ、ミアネー、オッパー、オットケ、クロンデ、、とか脳裏に焼きつく。
それにしても韓国ドラマでよく出てくる「済州島」。行ってみたいです。

次は何か、中国のドラマが見たいなー。何を見ようかな。

2007/04/04

4/4 スポーツクラブ

残り3ヶ月だというのに、近所のスポーツクラブに入会してみました。

去年の生活から考えたら、「平日にスポーツクラブ? 無理無理!」っていういっぱいいっぱいの状況で、まさか今のような余裕ある生活ができるだなんて想像だにしなかったです。

しかし、こんなに余裕を見せている私、ほんとに大丈夫か?(自問自答)

ここから歩いて10分以内のところにあるスポーツクラブに同僚の先生が通っている、と聞いて、ヨガの体験レッスンに行ったら、中国語は全くわからなかったけど、肩こり解消、ストレス解消、気分転換、などなど大変満足して、即入会しました。それに3ヶ月で600元(9000円程度)だからお得、お得。

同僚の先生は1月に出産して、今、産休中。産後のダイエットのためにほぼ毎日夕方通っているのです。で、私も先週からほぼ毎日1時間程度、行き始めました。

そのスポーツクラブにはプールはついてないんですが、中国のプールは縦横無尽に泳いでいる、と聞いたことがあったので、スポーツクラブでも何か日本と違う発見があるはず、と期待に胸を膨らませて行きましたら、やっぱりありましたよ、面白い発見が。

そこのスポーツクラブだけかもしれないけど、
まず、普段着で運動してる人が結構いる、というのが大きな違いでしょう。

最初に行ったヨガでも、ジーンズの人がいてビックリ。
やりにくくないですか?(笑) そして、ラテンダンスやヒップホップのクラスでは完全に普段着か、ラテンっぽいワンピースを着てる、とか皆さん着たい服を着て踊ってます。靴もハイヒールだったり。そうそう、別に土足厳禁ではないので、履いて行った靴のままスタジオに入っても何も文句を言われないのです。

日本のスポーツクラブだと、色々言われますよね。
ピアスは外してください、とか、靴も履き替えないといけないし、普段着の人がいたら目立ってどうしようもないし。

なので、近いし、とにかく気楽にスポーツクラブに行けます。家に帰ってからシャワーを浴びればいいから、タオル、靴、着替えとかの荷物が要らないので、ぷらっと散歩がてら行ける。そして近いので、ジャージのまま行って、ジャージのまま帰ってこれる、、、。

って、これじゃ、近所をパジャマやどてらで歩いている中国の人を笑ってられませんね。私、まさか完全に同化しつつあるんじゃなかろうか、、、。(ははは)
しかし、これからどんどん温かくなるから、ジャージ往復率が高くなること必至でしょう。へっへっへ。

他の面白さと言ったら、ヒップホップが中国語では「街舞」になり、ラテンでも「イー!アル!サン!」でリズムを取るのが何だか違和感があって面白いです。ヨガは、ヨガの雰囲気と中国語の音が合ってて、しっくり来ます。
とにかく私は体が特別硬いので大変ですが、最後気持ちよくて、瞑想しながら軽く寝てしまいます(笑)
ヒップホップは下手なので、鏡に映る変な踊りをしてる日本人(私)を冷静に見て、吹き出してしまいます。この前も、自分の動きがまるで、猫か、「怒るで、しかし」と言いながら、めがねを抑えてる横山やっさんみたいで、一人ほくそえんでしまいました。

それにしても、中国語の話し方の雰囲気のせいか、レッスンをしている先生がとても厳しく感じる。ヒップホップも、ラテンも男の先生ですが、うまく出来たときに、ピシッと「対(トゥイ)っ!」と言うのだけど、それも何だか注意されてるような感じがする(笑)

2007/03/25

3/23-24 我的父親母親

私の両親が2泊3日で上海に遊びに来てくれました。

●3/23 
両親の飛行機が3時間近く遅れて到着した上に、雨の金曜日の夜。
その日の夜、雑技団を予約していましたが、人民広場近くのホテルから雲峰劇院という雑技団の会場へたどり着けず、断念しました。

と、いうのも雑技団の場所へ向かいつつ、タクシーをつかまえようと歩いていたけど、まーったくタクシーをつかまえられず、雑技開演時間から30分過ぎてしまっているというのに、会場に着くことができず、「もう今日はタクシーをつかまえることは無理だ」と判断したときには、雑技の会場からも、地下鉄の駅からも遠いところを雨にぬれながら歩いており、、もうどうしようもなくなって、その日の雑技はあきらめました。

この前も「雨の金曜の夜」にタクシーに乗れなくて、しかたなくバイクタクシーに乗って、ややぼったくられる(笑)という痛い目に遭ってはいたものの、今度という今度はほんとに痛い目に遭いました。 反省。

両親を雨の中、30分ぐらい歩かせてしまい、悪いことしました。タクシーに乗るのをとっととあきらめて、地下鉄に乗っていれば、15分遅れぐらいで会場に着くことができていたかもしれません。とほほ。

<アテンド教訓1> 
到着日の夜に雑技団の予約を入れるべからず。
(飛行機の到着が遅れる可能性が高いため)

<アテンド教訓2>
金曜日の夜はタクシーに頼るべからず。
(しかも雨が降ったら絶対に無理、と考えた方がよい)

●3/24
まず朝ホテルで両親をピックアップした後、(今度はすぐに乗れたので)タクシーで私が働いている学校付近へ。
両親は上海2回目で、ありきたりの観光地ではなく、ローカルゾーンを見たい、というリクエストがあり、ローカル=私の住んでる近く?、ということで我らが虹口区を案内しました。

朝市のある通り(アパートの間みたいなとこ)を歩いて、商店街のような通りを歩く。そこのローカルスーパーや市場みたいなところを案内というか、ブラブラ。 両親はザーサイとか紹興酒、お菓子を買ってた。

私の住んでるところには二つの有名な大学があり、その大学のキャンパスの中をいつもの通り、近道として通ったり、その途中の私が通っている中国語学校を指差したりしたので、色んな校舎を見て、両親は結局どこが娘が働いている場所なのか混乱して分からなくなったようでした(笑)。

その後、魯迅公園や多倫路へ。
魯迅公園は小雨が降っていたので、いつもみたいに社交ダンスや太極拳、地面に書道する人、バドミントンする人、二胡を弾く人とか・・・がいなくて、残念でした。ああいう人たちがいないと、面白味が半減します。でも相変わらず、運動器具で体を鍛える老人たちはいました。けんすいしたり逆立ちしたり、すごいです。

そこから人民広場の方へ戻ってきて、ライフズ広場という商業施設の中の「港麗」というレストランへ。ここは初めて行ったけど人気のお店らしく、30分ぐらい待ちました。味付けが香港系で日本人に馴染みがあって、口に合うと思います。ワンタンメン、ビーフン、蟹粉豆腐+白飯、苦瓜の肉詰め?を食べましたが、どれもおいしかったです。店内もこぎれいで、順番待ちのシステムもちゃんとしてるし、良いと思います。

そのライフズ広場の隣りに「逸夫舞台」という京劇を見れる場所があり、両親が京劇を見たい、と言っていたので、前日チケットを買っておきました。京劇は北京のものなので、あまり上海では人気ないだろう、と思ってましたが、結構観客が多く、人気あるみたいです、特にお年を召した方に。

舞台の左右の電光掲示板に字幕が出るので、なーんとなく意味は分かります。
演目は本当は13時半から16時半まであったんですが、長すぎるので、1時間程度見て、外に出ました。
それから南京東路でお土産の買い物したり、お茶したり。

17時半ごろ、静安寺駅から歩いて20分ぐらいのところにある


「蘇浙匯」http://r.gnavi.co.jp/shanghai/jp/cs90012/ というレストランへ。
上海とか、この辺りのお料理のお店。
ここでは、くらげの冷菜、紅棗糯米、豚肉のスペアリブ?、ふかひれとあわびのスープ、ショウロンポウ、アスパラと貝柱の炒め物、などを食べました。



それから、小さいけどきれいな静安寺公園の間を歩いて、久光そごうを通って、上海雑技団の会場へ。昨日のリベンジ。今回は開演30分前に着きました。へっへっ、私もやればできるじゃないか。

雑技を見た後は、外灘からの夜景を見て、観光は終わりました。
それにしても南京東路も外灘もすごい人が多かった。中国なんだから、人が多いのは当たり前、と分かっていても、人の多さにはいつも「今日、なんかイベントあるのかな?」と驚いてしまいます。

さてさて、今頃両親は無事に日本にたどり着いたかしら、、、。

2007/03/21

4/1 上海上陸から7ヶ月

上海生活もラストスパートに入りました。 私の心の動き?を振り返ってみましょう。

●一ヶ月目(9月)
とにかくすべてが真新しかった。
どんな授業をしたらいいんだろう、と、いっつもいーっつも考えていて、しかも全く分からない、という状態。でも上海の新生活には比較的快調な滑り出しで、慣れていったと思う。(周りの親切な皆様のおかげ☆)
そして、何より「外国で働いてみたい」という目標が実現できた、というだけで満足していた。

●二ヶ月目(10月)
既に9月後半から真剣に生徒の扱い方に悩んでた。今まで言うことを聞かない子どもを叱る、なんて経験がなかったため。そしていい授業、楽しい授業って何?というのをずっと模索。授業の内容だけでなく、生徒に対するスタンスをピシッと決めておく必要があったけど、そんなことを全く想定していなかったので、とにかく場当たり的な対応で、あ、失敗した、とか、いつもあたふたしていた。
教師という立場に自信がなくって、教えるって難しい!としみじみ実感。
最初のこの2ヶ月はとにかく授業の準備、作文の添削で異常に忙しかった!

●三ヶ月目(11月)
この2ヶ月間、高校生の書いた作文を読んで、そこに生徒オリジナルの「意見」が書かれていないので、とにかく、自分の意見を書かせたい、という気持ちが強くなっていた頃。そのための生徒主体の授業方法を実験的に始めて、この新しい授業スタイルをとりあえず進めていくぞ、と気合を入れなおした頃。
中学生には、日本の都道府県を読めるようにさせるぞ、という目標を決めて、都道府県や日本の行事、文化を紹介する授業スタイルで落ち着いてきた頃。

●四ヶ月目(12月)
つくづく教師という仕事が自分には向いてないから、もう次に日本語教師をすることはない、と心底思っていた頃。それと同時に、半年後の帰国を考えて、次の人生について色々心配し始めていた。また会社で事務職するのが私には結局向いてる、でも日本にはあんまし帰りたくない、、、と思っていた。

●五ヶ月目(1月)
なぜだか急に、自分の生徒たちに愛情・愛着が芽生え始めた頃。生徒の叱り方もそれなりに様になってきたか、と。恐らく、私も生徒に、生徒も私に慣れ始めた。それまでとは打って変わって、「教師って楽しいかも」と思い始める。そしてもう会社という組織の中で働くのは無理かも、とも思い始める。

●六ヶ月目(2月)
最高潮に楽しいテンションで過ごせた一ヶ月。ハノイ旅行や北京ホームステイなど、次々と計画が実行できるのが楽しかった。友達も日本から遊びに来てくれたり、マンネリしてきた上海の生活から脱出して、さらに刺激を得られて、ルンルンだった。やはり2/18の春節の後の方が、1/1よりも「新しい年が始まった!」としみじみ感じた。

●七ヶ月目(3月)
休み中に上海脱出したおかげでうまく気分転換できた上に、旅行から帰ってきたら、上海に愛着を感じていることに気付いた。また、あまりに楽しい冬休みが終わって、社会復帰が難しいかと思われたが、意外と新学期が始まってみると、授業の準備も前より楽しく感じる。上海生活もあと4ヶ月かーと思って気合を入れ直す。

と、あっという間に7ヶ月が経ちました。
残り3ヶ月も遣り残しのないよう、一日、一日、、、というか、一回一回の授業を大切に頑張って行きたい。今年は去年みたいに変化があるだけでなく、更なる進歩を目指したいです。

2007/03/18

2/2-2/7 越南遊記

語学学校の宿題でこの前「ベトナム旅行記」を中国語で書きました。
添削してもらったし、せっかくなんで、載せます。文字化けしませんように・・・。

越南游记

二月二号晚上十二点半我终于到了河内的旅馆。在那旅馆我朋友在等我。阔别一年之后我又和她见面了。

二月三号早上我先参观了朋友的公司。朋友的同事很友好。我们骑摩托车一起去吃了午饭。那菜叫 Bun cha。Bun cha是米粉和蔬菜做的菜。很好吃。虽然我很喜欢越南菜,但是我还是第一次吃Bun cha。

河内城市有非常多的摩托车,让我惊讶。空气不好,在路上有很多垃圾,但是越南的建筑或者住宅色彩鲜艳。在城市骑摩托车骑得很开心。因为我们不戴安全帽,我感到有点儿危险。然后我们坐公共汽车去了一个村子。那个地方叫Bat trang。那边做陶器做得很好,所以那村子很有名。我买了四种陶器。越南的农村风景很美丽。

二月四号我拉肚子了。也许昨天午饭的生蔬菜不好。尽管那样我身体还好。我喝越南咖啡以后,沿Hoan kiem湖走到Cho Handa市场。然后我参观了文庙。

二月五号我参加了去往下龙湾的旅游团。
下龙湾叫“海上的桂林”,也是一个世界遗产。那边有两个大的钟乳洞,那不可思议,很有意思。那天晚上我看了水上木偶剧,那表演很可爱的,很有趣。

二月六号我又参加了旅游,去了香寺。河内离那个地方大概要坐汽车两个小时。在那边我们乘了小船。水手是都女人。我觉得越南女人工作很好。这样工作应该会很辛苦。然后我们爬山了。那时候我已经饿了,又大约爬了一个小时山太累了。而且天气很热。我才到香寺的时候,真高兴。香寺好像一个洞穴。那时候我的照相机没电了。我感到有点儿遗憾。不过旅途中我又跟不同外国人聊天儿的机会。

我感觉这个假日过得很有意义。



この写真は香寺に行くときに乗った船のへりが水面ギリギリ、という様子を
撮ろうとしたものです。船にちょっと水が入ってきたりして怖かったんです。

3/18 苦すぎます・・

週末に通っている語学学校の近くの「亀ゼリー(gui1ling2gao1)」専門店(?)に初めて行ってみました。

色んな種類の亀ゼリーがある中で、注文に失敗して(笑)特に苦い亀ゼリーを注文してしまった。

「特苦(te4ku3)?」と確認してくれたのに、聞き取れず、なんとなくうなづいたら、ほんとう~~に苦いのが出てきて、だみだぁ・・と思って、
「太苦了」(苦すぎます)とお店の人に言ってみたら、シロップをかけてくれました。

しかし、それでもまだ苦かった。。そんな私の表情を見て、たぶん、
「苦いんでしょう?」といいながら、お店のおばちゃんが飴をくれました。

ちょっと苦さが緩和された。。

その後、焼きたてだよーといいながら
運んでいたエッグタルトも食べました。これはこれでとても甘かったです。

2007/03/13

3/15 上海銀行ダンサーズ


●夜な夜な集まるオバサンたち

これも私の住んでる辺りでは定番?!
夜7時ごろ(不定期)、上海銀行の前でおばさんたちが踊っています。
その日によって、音楽は違います。あるときは「チャングム」風、あるときは「矢切の渡し」風。。
フォークダンスのテンポでエアロビをする、、、そんな感じ。
12,3人のグループですが、誰がこのダンスを教えているのかは謎。
しかし、いつもみんなの踊りは揃っている。
煌々と光る上海銀行の看板の光の下、ガラスの面に自分たちの姿を映して
踊っているオバサンたちの姿を見ると、ほのぼのします。
たまにオジサンも一人、混ざっている。


●ニューヨーク土産

NY出身の英語のU先生がくれたTシャツ。実はこのロゴ好き。ベタな感じがいいのよ。しかし、なぜゆえLサイズ。。。

この前、U先生と上海のニオイについて語った。

私:「歩いてる時、時々すっごくくさいときあるよねー。
  においの色が見えればいいのに、って思うよ、そしたら避けられるでしょ」
U:「俺はあれをshanghai surpriseって呼んでるんだ」

まさに、突然私たちを襲うあのニオイ、、、サプライズです。
正体はおそらく「臭豆腐」。いや、他にも何かがニオイを発してるときがある。

他に、このU先生と話したことと言えば、、、
お互い中国語が出来ないので、

U:「マトリックス見た?あれに出てくるみたいに外国語が何でも分かるICチップみたいなのを体に埋め込めたら、って思うよ。」
私:「ドラえもんって知ってる?(←知ってるはずなかった) ロボットにポケットがついててそこから色んな便利なものが出てくるんだけど、わたしゃ、それに出てくる暗記パンと翻訳コンニャクっていう食べ物がほしいよ」

とか、現実逃避した話を真剣にしたのでした。

●「好き!」

と、言ってもらえましたよ、昨日。生徒の女の子から。

生徒a:「先生にもサイン帳書いてほしいな、私ね、先生のこと好き!」
生徒b:「わたしもー」

ですって。うれしかったです。
しかし、何でだろう?(笑)理由はよく分からないけど。
とりあえず、頑張ってきて良かったな、と。
そして、これからも頑張ろうって思いました。

●「Loving you」

というパク・ヨンハが出てるドラマ(またまた韓国ドラマ)を見てます。
なんでこんなに韓国ドラマを見てるかというと、同僚の朝鮮族の先生がDVDを貸してくれたからなんです。
パクヨンハの裸の上半身や二の腕が良く出てくるドラマなんですが(それが売り?笑)、お腹の辺りがちょっとポチャポチャしてないか? 

パクさんの童顔とあの体を見てると、なぜか甥っ子(3歳)を思い出す。昨日このdvdを見てから寝たら、夢に甥っ子が出てきた・・・。

この前見た「私の名前はキムサムスン」はハッピーエンドで良かった。「悲しき恋歌」はクォンサンウの人生がむごすぎて、後味が悪かったよー。しかもラストシーンが私にとっては変すぎて、シリアスなはずが、なんだかウケてしまったし。

しかし、いつも韓国ドラマを見始めの頃は「この主人公の男の人、全然タイプじゃないわ」って思うのに、ドラマを見終わる頃には「かっこいー」とか「かわいー」と思っちゃうんでしょう? それが韓国ドラマの醍醐味か?

3/11 これも定番☆外灘と雑技団☆

●日曜日
朝は黄浦公園の方へ。初めてこの方角から
浦東の方を見たけど、ステキでした☆☆
実は私は誰よりも外灘や、浦東の景色が好きかも知れない・・。
最初の頃、あまり観光する暇がなかったせいもあるけど、上海生活残り4ヶ月という段になって、今さら上海の奥深さに気づいたかも。
見ても見てもまだ見足りない、上海はそんな場所なんではないか、と。


朝の浦東。


朝の外灘。

この後、外灘観光トンネルで浦東側へ。
「許留山」でちょっとデザート。
その後、地下鉄で南京東路の方へ。
漢方薬のお店や、お菓子屋をブラブラしながら、
「一茶一座」でお茶+葱油餅(韓国のチヂミみたいなもの)で ひと休み。
ここの凍頂烏龍茶の香りが素晴らしく良かった。

それから上海の紀伊国屋、「上海書城」へ。ここにはCDなども売られているんですね!視聴コーナーがもっと充実してると更にいいと思います。
日本語教材コーナーを観察。結構充実していて、立ち読みの人もいたりして、「日本語、なかなか人気あるね」とちょっと満足。

それから、梅龍鎮広場の伊勢丹の中の円苑へ。
いつも食べてる、「紅焼肉」(ブタの角煮)、「蟹粉豆腐」(蟹ミソ豆腐)、「紅棗糯米」(餅入りナツメ)を注文。雑技団の開演時間が迫っていたので、写真を撮るのも忘れるぐらい若干焦りながら食べた。

そして、上海雑技団鑑賞。
実は3回目だけど、毎回ちょっとずつ違う。

最近の疑問は、
皿回しの芸のあの皿と棒は実はくっついているんじゃないか、と。

ほんとに回しているのかなーなんて思う。前回見たときはお皿を落としていた。でもあれは、疑惑を晴らすためにわざと落としたのでは、との噂あり。。。
今回は落とさなかった。
むむむー。