2007/02/26

2/14 中国的寝台列車

春休み中に北京で7泊8日の中国人家庭ホームスティを体験してきましたー!

目的は何と言っても

1)中国語力アップのため
2)中国人がどんな風に春節を過ごすのか、一緒に体験したい
3)北京へ遊びに行きたい

でした。

とにかく中国人にとって最大のイベントである春節の時期はまず移動手段を確保するのが大変。この時期の移動は特に「春運」と呼ばれて、日本でいう「帰省ラッシュ」の時期にあたるので、切符が取れるかどうか、民族大移動の波に乗れるか、が第一の関門。

今回、同僚の中国人の先生の薦めもあり、上海から北京まで、普通なら飛行機ですが、「寝台列車」で行くことにしました。なんか、ちょっと珍しくて面白いかなぁと思って。

春運の切符は通常と違って、混乱を避けるためらしいのですが、発売日が限定されるので、発売日に窓口に並ぶ必要がありました。しかし、発売日は私、ハノイ旅行中だったため、同僚の先生にお願いして、窓口で並んで取ってもらいました(非常感謝!)。
そうして無事に列車のチケットを入手できたものの、当日は非常な混雑が予想され、きっとモミクチャにされるんだろうと、かなりの覚悟で出発しましたが、意外と(本当に中国にしては意外だったんですけど)整列乗車に近い状態で混乱もなく、乗れました。スバラシイ。

出発は2/14の19時半。実はバレンタインデー(=情人節)だったんですけど、私の印象では今年は2/18が春節だったから、14日のバレンタインデーは中国の方々には全く重要視されなかったんじゃないか、と。洒落たレストランでは、「バレンタインディナーやります」なんて広告もありましたけど、なにせ気持ちは春節まっしぐらって感じで。

無事に乗車して、軟臥(軟らかいベッド)を選んだとはいえ、一体どんなに汚くて、寒くて、暗くて、臭い寝台列車かと(どんだけビビってんねんって?)、恐る恐る自分の寝床を確認しましたが、予想以上に まーキレイな毛布、キレイな部屋でまたこの意外性に驚きと喜びで、「あー寝台列車にしてみて良かった」とだいぶ満足しました。

↑これが車内の様子。どうです?きれいでしょ?
乗り心地は、というと、私はこの上の段のベッドで寝たんですが、結構揺れて、途中で少し臭い空気がエアコンから出てきたりして、寝心地はいまいちでした。でも同じキャビンの同乗者(っていうんですか?)と、少し話したり、筆談して、なかなか中国ローカル度120%を体験できたのは楽しかったです。
下のベッドの女の子は、朝鮮族の人で、北京から更に吉林省の長春の故郷へ帰るとか。この人に、「食べない?」と差し出されたのは、かなりグロテスクな鶏の足の丸煮(って言うんですか?)で、一つもらって少しはかぶりついて食べたんだけど、やっぱり苦手で、ほとんど食べられなかったから、ごめんなさい、さりげなく捨ててしまいました。
が、「もっと食べたら?」とさらに勧められて。。 どうして、中国の人たちは、ああいう骨付きの食べ物をむしゃむしゃ器用に骨だけ出して、食べることが出来るんでしょう?!

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