2006/12/17

12/15 シンポジウム

「国際研討会ー培養国際型跨文化預備英才ー」というものがありました。

このシンポジウムはこの学校が主催で、国内外の姉妹校の校長先生などが集まって、「国際的なエリートを育てる教育とは」という内容で発表や、ワークショップが開かれました。メキシコ、ドイツ、オーストラリア、カナダ、アメリカなどからの発表者は英語で発表し、それをこの学校の英語の先生が中国語に通訳していましたが、日本の英語の先生にここまでのことが出来るかしら、とふと思いました。
私の通っていた学校の英語の先生たちと、この学校の英語の先生を比較すると、こちらの学校の先生たちの英語力の方が格段レベルが高いです。

そして中国人の英語の先生たちは、たいてい授業もすべて英語で進めています。(直接法)日本ではたいてい日本語で英語の授業をする(間接法)から、これは大きな違いです。最近は、ネットなどで見ると、日本の英語の先生も英語で授業をしましょう、と言われているようだけど。

このシンポジウムには残念ながら日本の教育専門家は来ていませんでした。

なぜ、日本から専門家が来ていないのか、、、

ずばり、中国の予定はかなりぎりぎりに決まるので、2,3ヶ月前に「来てください」と連絡したところで、日本の姉妹校の校長先生などはもう予定が入っていて来ることができない、とのこと。去年も日本から誰も来なかったそうで・・・。
日本に柔軟性がないのか、中国に計画性がないのか、、、。

このシンポジウムは校長先生や教育専門家などが中心で、私のような素人は、はっきり言って場違いだったのですけど、ぜひ出てください、といわれて出席させてもらいました。
何が嬉しかったって、途中の休憩で出されるスタバのコーヒーとおやつ!
久しぶりにおいしい洋菓子(ブラウニーなど)、頂きましたよ!
いっぱい食べたら、甘くて 胸焼けした・・。

その後、夜は外灘でディナークルーズ。
こんなクルーズにも乗せてもらえてラッキーでした。
お料理はいまいちだったけど、夜景はやっぱりきれいだったし、たくさん写真を撮って、はしゃぎました。

シンポジウムで学んだことは、何かあったかな・・・(笑)

「中国人とノーベル賞」について、かな。
これは前々から私の中では考えていたことだけど、ワークショップでも話題になっていたから、「どうしてだろう?」とまた考え始めている。

中国人は13億人もいるのに、なぜノーベル賞が取れないのか!という悩み(?)
中国の教育は個性を無視しているから、とか言われているけど、日本の教育も決して個性を伸ばしたり、想像力や創造力を十分育成しよう、というような教育でもない、と思うんだけど、それでもノーベル賞を取れるような人材を輩出している。日本の開発者も優秀な人材は結局はアメリカなど海外へ流れてしまっているけど、でも日本の教育でも十分ノーベル賞を取れるのだから、日本の教育か、日本人の素質か、日本の文化か、どこかに何かいいところがあるのだろう、と思う。

そしてやっぱり「アニメ」にしてもそうだと思う。日本国内での評価より海外での評価の方がすごく高くて、よく学生からもどうして日本の漫画家はあんなに素晴らしい内容のストーリーを思いつくことができるのか、と聞かれます。。確かに冷静に考えてみると、一見日本人はそんなにクリエイティブではなさそうなのに、アニメのストーリー展開や、画像のきれいさ、を考えると実は意外とクリエイティブだとしみじみ思う。

俳句や短歌を考えてみても、実は日本人は昔むかーしから、ちょっとした日常生活からでも、いろんなことを空想するのが得意なのだなーと私は思っています。四季があって、農耕民族だから、昔から「自然」とか、「目に見えないもの」に対する興味が強いのかな。それで想像力が豊かになったのかなー。

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