10/23 学校のコピー機とおばちゃん
私はいつも授業の準備のためにコピーが必要で、職員室にはコピー機がないので、このコピー室によく行っています。
このコピー室にはおばちゃんがいつも4人ぐらいいるのだけど、いつもお菓子を食べたり、何か読んでたり、おしゃべりしている。
20枚以上のコピーが必要なときは、このおばちゃんに頼むとコピーをしてくれる。20枚以下の場合は自分でコピーを取る。だから20枚以上のコピーの依頼がないときはおばちゃんたちは自由気ままに上海語でおしゃべりを楽しんでいる。。。
学校中の先生が一台のコピー機を使っているから、いつも込んでいる。込んでいても、他の2台のコピー機は20枚以上コピーするときしか使えない。この効率の悪さにもちょっと納得がいかないが、さらに困ることは、このコピー機を使うと必ず真っ黒に印刷されるか、やたら薄いかのどちらかで、何枚も取り直して、適度な濃さを確かめてから印刷することが必要なこと。
(日本のコピー機のレベルの高さがしみじみ懐かしい・・)
この、無駄な紙を使って印刷濃度を調整する手間や、このコピー室が朝8時から夕方4時までしか使えない(しかも11-13時はおばちゃんたちの休憩タイムで使えない)ことは百歩譲って、我慢してあげるとして、問題はこの1台しかないコピー機が故障しているときだ。
で、先週の金曜日もコピー機が壊れていた。
紙詰まりも、用紙補給も自己責任というか、セルフサービスなので、コピー室のおばちゃんは何も対応してくれない上に、壊れていても、
「壊了!(壊れてるよ!)」
と、はき捨てるように言われるだけで、日本のような「ご不便をおかけします」的な配慮が全くない。
普段はそんな対応の悪さに疑問と驚きを感じつつも、おおらかな気持ちで?諦めていた。
しかーし!
今朝は猛烈に急いでいたのに、またこの「壊了!(くぁいら!)」と言われたときは「私の授業が・・・」と頭の中が真っ白になりそうでした。
金曜に故障した時点で対応しておけ?!と怒りつつ、私がつたない中国語で、「あの、どこでコピーができますか?可以複印在なーりぁ?」と聞くと、「国際部(くおちぷー)!」といわれて、国際部へ行くと国際部のコピー機2台も壊れていた・・・。
ここで完全に怒りのスイッチが入った私は、またコピー室に戻って、ほんとは20枚も要らないけど、「20張!複印!」とおばはんに言うと、「分かった、分かった」といった感じでのんびり対応されて動く気配がないので、「現在(しぇんつぁい)!」と2,3回言ったら、めんどくさそうに立ち上がって、やっと印刷してくれた。
お昼にこの話を同僚の中国人の先生に話したら、なぜかこの学校はああいう総務の人たちの態度が大きいんです、とのこと。
「ほんと無駄っすよね、あんなにたくさんおばちゃんがいて」というと、
「中国ではよくあることですから、、、」とのこと。
私がコピーをしに行くと、最初の頃、よくこのおばちゃんたちの方から「さぱにん(上海語で「日本人」)」と聞こえてきたので、このおばちゃんたち、「あ、またあの日本人がコピーに来たよ」とでも話してるのかな、なんて思っていたから、このおばはんの対応の悪さは私がさぱにん(日本人)だからかな、と思っていた。
けど、同僚の中国人教師にも態度が悪くて、「いつも私たちも文句を言ってます」とのことだから、それを聞いて、変だけど、人種差別ではないのね、と思って、ちょっと怒りが収まったのでした。
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