9/16 一人っ子対策
この1週間はとても疲れた。
中2(月曜)と中1(金曜)の授業でエネルギーを吸い取られて、くたくたになった。 今日は昼からずっと来週の中学生の授業プランを考えているけど、ちっともいいプランが思い浮かばない。 とにかく外人の先生の授業はナメられているので、授業なんて誰も聞いちゃいない。
今週は授業中騒いでいた中3の男子を廊下に引きずり出して月曜が始まり、金曜は授業中に漫画小説を読んでいた中1の女子を叱って、泣かして1週間が終わった。どちらも私のキャラに合わないことなので、結構疲れた。しかし、この際こういう「凶暴な女教師」路線で1年過ごしてみようかなとも思ってみたり。そうすれば、生徒たちも「外人の先生は結構厳しい」と思うようになり、来年の先生は授業がやりやすくなるかも。
最近の生徒たちは、中国人の先生曰く、わがまま好き放題で、非を認めない、謝らない、何を考えているか分からない、とのこと。
1970年代から始まった一人っ子政策により、この30数年で出生数は三億人減少したとのことだけど、中国人いわく、大災害でも起きない限り、中国の人口は減らない、とのこと。予測では2040年に15億400万人に達したところで、やっと減少傾向になっていくようですが、そのころは恐ろしい高齢化社会となっていることでしょう。この政策によりわがままで寂しく育った一人っ子だらけの世の中になっていく中国の未来はどうなってしまうのか。
もともと1949年には中国の人口は4億人だったけど、毛沢東が人口を増やせば、労働力も増やせる、という思想のもと「多産」を奨励して、こんなに人口が増えたそうです。
この一人っ子(=独生子)たちを相手に授業をしている私にとっては「一人っ子政策」ならぬ「一人っ子対策」を考えています。

学校の食堂の入り口。夜20時ぐらいまで営業している、と書いてあるが、実際は17時半ごろには食べ物はすべてなくなっているので、20時に来ても閉まっている。
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